2011世界体操選手権女子団体決勝第1ローテーション
跳馬
RAISMAN, Alexandra (USA) ユルチェンコ2回ひねり、僅かに弾む
WIEBER, Jordyn (USA) ユルチェンコ2回半ひねり、着地少し動く
MARONEY, Mc Kayla (USA) ユルチェンコ2回半ひねり、着地止める
AFANASEVA, Kseniia (RUS) ユルチェンコ2回ひねり、着地僅かに弾む
KOMOVA, Victoria (RUS) ユルチェンコ2回ひねり、少し動く
NABIEVA, Tatiana (RUS) ユルチェンコ2回ひねり、着地僅かに弾む
段違い平行棒
YAO Jinnan(CHN) 低棒シュタルダー、シュタルダーシャポシュニコワ、パク、フット~高棒懸垂、ツイスト、逆手車輪1回半ひねり(大逆手~ひねり)~トカチェフ、逆手車輪1回ひねり大逆手~片手1回ひねり逆手倒立~イエガー、伸身2回宙返り下り、まずまずの演技実施で14.433
HUANG Qiushuang(CHN) 低棒伸身とびこし高棒懸垂、シュタルダーひねり大逆手~大逆手エンドー~片手支持1回ひねり逆手倒立~1回ひねり大逆手~大逆手エンドー1回ひねり~閉脚イエガー(落下)、パク、レイ、ツイスト、逆手車輪1回半ひねり、伸身2回宙返り下り
ひねり系の技を多用した非常に高度な演技構成だったが、落下が響き13.733に終わる。
TAN Sixin(CHN) 逆手車輪1回半ひねり~トカチェフ、ツイスト~エンドー1回ひねり大逆手~イエガー、パク、フット~高棒懸垂、車輪ひねり大逆手~1回ひねり逆手~前方かかえこみ2回宙返り下り、着地は前に小さく2歩動いたが素晴らしい演技実施だった。
HAIDU(ROM) 閉脚シュタルダー1回ひねり~ギンガー、ツイスト~イエガー、けあがり倒立上がらず戻り余分な前振りひねりを2回、前振りひねり低棒倒立、レイ、シュタルダー~シュタルダー1回ひねり、かかこみ月面
RACEA(ROM) シュタルダー1回半ひねり~イエガー、シュタルダー1回ひねり~前振りひねり低棒倒立、レイ、シュタルダー、ツイスト、前方ダブル
PARGRAS(ROM)段違い平行棒 屈身イエガー、シュタルダー1回、前振りひねり低棒倒立、レイ、伸身ダブル
平均台
TERAMOTO, Asuka (JPN) 2回ターンでややふらつきがあった以外は、着地まで止めるほぼ完ぺきな演技。オノディ~後転とび~後方開脚宙など。
MINOBE, Yu (JPN) ロンダード~後方伸身宙は決めるが、羊とび、開脚前宙でふらつきがあり、終末技の屈身ダブルでも前に大きく一歩。
TSURUMI, Koko (JPN) 慎重に行った演技で、確実に各技を決めて、オノディなどのアクロバット系の他、片足水平ターンなどの体操系でもまったくふらつきなく決めて、下りの後方2回半で僅かに左に動いた以外は素晴らしい出来であった。
BRENNAN, Ashleigh (AUS) 後転とび~後方開脚宙で足が外れかけたが大きなふらつきにならず。屈身ダブルで前に一歩。
MONCKTON, Mary Anne (AUS) 後転とび~後方開脚宙で落下。交差とび半ひねりでもふらつきがあり次のかかえ込み宙に続けられず。
MITCHELL, Lauren (AUS) しゃがみ立ち2回ターンはきれいに決めて、最後は足を上げたままバランスにも繋げたくらいに安定していた。しかし、独特の組み合わせとなる開脚前宙からのシリーズが続かず、交差とび~前宙でふらつき、更に交差輪とびでもふらつきあり。着地も前一歩。
ゆか
SEITZ(GER) 屈身月面の着地ははじかれる、後方宙返り1回半ひねり~ロンダート~後転とび~後方宙返り2回半ひねり、3回ターン、交差輪とび、開脚とび1回ひねり、屈身2回宙返り、交差とびひねり、かかえこみダブル
JAROSCH, Nadine (GER) 月面、伸身前宙2回ひねり~鹿とび、後方3回ひねり。着地でやや不安定感あり
WHLAN(GBR) テンポ~後方宙返り3回ひねり、後方宙返り1回半ひねり~ロンダート~後転とび~後方宙返り2回半ひねりで前に大きく1歩、開脚とび1回ひねり、交差輪とび、かかえこみ2回宙返り、側方宙返り、2回ターン、交差とび1回ひねり、屈身ダブルで後ろに動きラインオーバー
TWEDDLE(GBR) 後方宙返り1回半ひねり~ロンダート~後転とび~かかえこみアラビアンダブル、屈身アラビアンダブル、開脚とび1回ひねり、交差とび1回ひねり、片脚水平2回ターン、交差とびひねり、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回ひねり、雄大な演技実施でうまくまとめる。
この段階で、アメリカが価値点の高い跳躍技を跳んで成功させた分、2位以下を大きく引き離してリード。日本は得意の平均台で、ノーミスの演技を見せて得点を稼いで3位。対照的に中国は得意の段違い平行棒でのミスが響き4位。ルーマニアは苦手種目の段違い平行棒で得点が伸び悩み最下位からのスタート。
1位 アメリカ 46.816
2位 ロシア 44.499
3位 日本 43.499
4位 中国 43.132
5位 イギリス 41.833
6位 ドイツ 41.533
7位 オーストラリア 41.399
8位 ルーマニア 40.032