2011世界体操選手権男子ポディウム練習第5班

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イギリスは、ロッテルダムではエースKIETINGSの欠場もあり予選4位につけながら、決勝7位に終わった。
今回はKIETINGSが復帰、PURVISとともにチームを引っ張り来年地元開催のオリンピックに向けて勢いをつけたいところだろう。
本日の練習では、各選手丁寧に演技を行っていたが、KIETINGSに関しては完全復調とまではいっていないようである。
とくに高得点がとれそうなのはSMITHのあん馬くらいだろうか。
最終種目のあん馬では2選手が予定の演技構成を遂行できなかったようだが、落下など大きなミスは一つも無く、安定感を感じさせた。あん馬がこれだけ安定していることは大きな武器となってくると思われる。
個人では、ロッテルダム個人総合5位のPURVISがゆかの終末技でしりもちをつくなどのミスはあったが、調子は良さそうである。
あん馬のスペシャリストSMITHは2種類の交差倒立から入り、Fコンバインを実施した。若干旋回のスピードを押さえているのか、ゆったりと姿勢欠点なく捌いていた。Dスコアは7.0?
ロッテルダムでは予選11位のスペインには特に目立つ選手は見受けられなかった。あん馬など若干不安定なところもあったがチームとしてのまとまりは感じられた。しかし、跳馬では着地がとれていない選手が多く不安要素を残していた。
本日の練習を見る限り、今回8位以内に入りオリンピック出場を確定するのは難しい位置にいるのではなかろうか。
カザフスタンは、37才のVAREYEVと31才のYELIMBETOVがチームを引っ張っていた。
体線の美しい選手が多く、あん馬ではDスコアはさほど高くないが美しい安定した演技を披露していた。
ブルガリアは個人での出場となったが、38才のベテランIOVCHEV(ヨフチェフ)が健闘していた。つり輪では前半の力技は往年の実施を彷彿とさせる素晴らしい表現で演技していたが、後半力尽きてしまっていた。本番では一踏ん張り、良い演技をみせてほしい。
PENEVがゆかで、タマヨひねりを成功させ、終末はテンポ~後方伸身宙返り3回ひねりという演技構成を披露した。