2011世界体操選手権女子ポディウム練習第6班
報告者:
注目は、優勝候補の一角中国。ゆかではタンブリングの着地を決め切れていない感じがあった。HUANG Qiushuangは着地で大過失を出していたが、他の選手は分習で高難度技からA難度のジャンプを確認していた。
跳馬はユルチェンコ2回ひねりを4選手が実施。うち、TAN Sixinは3本連続で大過失を出し、4本目でかろうじて立つ出来だった。
段違い平行棒は、落下や着地で手をつく選手も見られたが、全体的には高難度技を組み合わせ、得意種目としてのアピールをしていた。なお、段違い平行棒だけ演技をしたHE Kexinは相変わらず安定したイエガーひねり~イエガー、伸身イエガーを決めていた。
平均台で落下する選手はなく、YAO Jinnanの立位から後方宙返り1回ひねり、SUI Luのグリゴラスなど、単独での高難度技を成功させていた。
韓国は跳馬で目立つ選手が昨年の世界大会ファイナリストであるJO Hyunjooの他にもうひとりおり、元気の良さをアピールしていた。また、スロベニアのSAJNがゆかで素晴らしい片足上4回ターンを見せていた。