2011世界体操選手権女子ポディウム練習第3班

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日本の決勝ラインを争うライバルとなるオーストラリアが注目の的。気迫を感じる練習風景が見れた。選手自身と監督が一丸となった雰囲気で、戦いに来て、ポディウム練習も試合の一部で、今日も本番と想定して1時間を臨むようにみんなで予め十分な話し合いが持たれていたのでは?という印象を持った。五輪への切符に向けて、細かいミスで無駄な減点をされないような構成を組み、今日の練習でもその意識を十分に感じられる姿勢で取り組んでいて、きっちりと演技してくれば日本にとってはかなり手ごわい相手になるであろう。前回ゆかのチャンピオンのMITCHELLEはすべての技をやっていなかった上に、少しミスが見れたので、怪我がまだ完治してないのか、難度を落としいていたのかが微妙なところであるが、まず本番までに調子を上げれるかがポイントになりそうだ。ゆかの演技に関しては、曲と動きがマッチして、表現力にかなり力を入れた内容で、観客を楽しませてくれる演技になるであろう。
穴場的な存在としてはベトナムの選手で、跳馬で前転前宙1回ひねりを行い、種目別決勝に残れたら面白い存在になりそうだ。