ロッテルダム世界選手権現地レポート（男子個人決勝）５
現地10月22日男子個人決勝第５ローテの模様をレポートします。
■１班
＜平行棒＞
内村航平(JPN)、棒下、棒下ひねり、車輪（やや堅い）、ドミトリエンコ、屈身ベーレ、モリスエ、車輪ライヘルト、開脚前宙、屈身2回宙（後ろに小さく2歩）
YOO Won Chul (KOR)、（一部のみ）棒下、ベーレ、ドミトリエンコ、棒上、後方屈身2回宙（前に1歩）
PURVIS Daniel (GBR)、棒下、車輪ディアミドフ、車輪、開脚前宙、ヒーリー、ディアミドフ、ツイスト、屈身2回宙（前に1歩）
HORTON Jonathan (USA)、棒下ひねり、棒下、屈身ベーレ、ティッペルト、モリスエ、ディアミドフ、車輪、後方屈身2回宙
LU Bo (CHN)、ドミトリエンコ、棒下（やや乱れる）、車輪、ベーレ、ティッペルト、モリスエ、開脚前宙、屈身2回宙
BOY Philipp (GER)、棒下ひねり、棒下、車輪、開脚前宙、ティッペルト、ヒーリー、ディアミドフ、ツイスト、後方屈身2回宙（後ろ1歩）
■２班
＜鉄棒＞
KOCZI Flavius (ROU)、シュタルダーとび1回ひねり大逆手、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、シュタルダー1回半（軸ぶれ）、アドラーひねり、大逆手エンドー、エンドー1回ひねり大逆手、車輪の途中でやめて下りる、再開して伸身新月面（膝を途中で曲げる、前1歩）
LEYVA Danell (USA)、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、伸身コバチ、伸身トカチェフ1回ひねり（足割れ）、アドラーひねり～伸身トカチェフ、閉脚エンドー1回ひねり、伸身新月面（着地止まる、お父さんと共に大喜び）
KUKSENKOV Mykola (UKR)、アドラーひねり～トカチェフひねり、コールマン、シュタルダー1回半ひねり、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、伸身月面（前1歩）
HUNTER Samuel (GBR)、ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、アドラーひねり、伸身新月面
TENG Haibin (CHN)、前方車輪1回ひねり大逆手、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、アドラーひねり～伸身トカチェフ、シュタルダー1回ひねり大逆手、エンドー1回ひねり大逆手、伸身新月面（後ろに1歩）
KHOROKHORDIN Sergey (RUS)、アドラーひねり～トカチェフ、コールマン、アドラー1回ひねり～ヤマワキ、トカチェフ、エンドー1回ひねり大逆手、伸身月面
■３班
＜ゆか＞
植松鉱治(JPN)、後ろとびひねり前方屈身２回宙ひねり、伸身２回宙（前に１歩）、後方宙２回半ひねり～前宙１回ひねり、前宙２回ひねり、フェドルチェンコ、かかえこみ月面（止める）
SHATILOV Alexander (ISR)、前宙２回ひねり～前宙転、かかえこみ新月面（止める）、前宙１回半ひねり、フェドルチェンコ、後方宙２回半ひねり～前宙ひねり、テンポ～トーマス、かかえこみ月面（１歩）
TOMMASONE Cyril (FRA)、伸身前宙～前宙２回ひねり、後方宙２回半ひねり～前宙１回ひねり、開脚旋回３６０度ひねり倒立～開脚旋回、前宙転、後方宙２回ひねり
SPIRIDONOV Evgenij (GER)、・・・ツルバノフ、後方宙２回半ひねり～前宙ひねり、十字倒立、後方宙１回ひねり～前宙１回ひねり、後方宙２回ひねり
DEVYATOVSKIY Maxim (RUS)、伸身月面（止める）、前宙２回ひねり～前宙１回ひねり、後方宙２回半ひねり～前宙ひねり、フェドルチェンコ、十字倒立、後ろとびひねり前宙転、かかえこみ月面（右に１歩）
RIVERA Luis (PUR)、後ろとびひねり前方２回宙ひねり、前宙２回ひねり～前宙、トーマス、後方宙１回半ひねり～前宙１回ひねり、フェドルチェンコ、十字倒立、後方宙２回半ひねり（前に１歩）
■４班
＜あん馬＞
GONZALEZ SEPULVEDA (CHI)、マジャール～シバド、フェドルチェンコ、シュテクリＡ倒立３／４ひねり移動下り
KIM Soo Myun (KOR)、マジャール～シバド、Ｅフロップ～Ｄコンバイン、ウーグォニアン～フェドルチェンコ、交差ひねり、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
FOKIN Anton (UZB)、マジャール、ウーグォニアン～フェドルチェンコ、シバド、Ｅフロップ、交差ひねり、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
SAVITSKI Dzmitry (BLR)、とび交差、Ｄフロップ、マジャール～シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
VARGAS VELAZQUEZ L. (PUR)、とび交差ひねり、Ｅフロップ～Ｄコンバイン、マジャール～シバド、ウーグォニアン～フェドルチェンコ、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
MUNOZ Sergio (ESP)、交差ひねり、あん部馬背でのフェドルチェンコ、マジャール～後ろ移動（３／３）、ウーグォニアン、フェドルチェンコ、ロス、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（上げる途中で足が戻り、ひねり途中で下りる）
★いつもに比べるとやや堅さがあったかなと思える出来ではあったが、ノーミスで乗り切った内村。2位との点差も大差となっており、よほどのことがない限り優勝は見えた状態。あとは自分の演技をすることが目標になったといえよう。植松はやや勢い余る感じではあったが、脚力の強い印象を与え、ポディウム練習から好調のあん馬に向かう。