NHK杯事前会見レポート

報告者:

■鶴見虹子選手(朝日生命体操クラブ)
 今回は、練習で右肩が痛く、十分な練習を積めず、技も増やすことはできませんでした。痛みは全日本の頃から感じていたのですが、少し我慢して使っていたら強い痛みになり、少し練習のペースダウンをしました。ただ、今日はそれほど痛みがありませんでしたし、試合では失敗をしない演技をみせたいです。
■内村航平選手(日本体育大学)
 この大会の3週間前に学生の試合に出場して疲れを感じていますが調子は悪くないので試合が楽しみな気分です。全日本ではDスコアを少し上げすぎたことで、今回はあん馬と平行棒のDスコアを落としました。全日本の構成は昨年と比較してDスコアを1.5上げていました。1.5というとE難度3つ分を増やした計算になりますが、今思えばすいぶん背伸びした感じもあるので不安部分を除いて余裕のある調整でこの大会を迎えています。実際、あん馬も平行棒も練習でうまくいっているので、今の自分に合っている構成だと感じています。大学1年生からNHK杯に出場していますが、代表が決まる大会と言うことで独特な雰囲気があります。今回は完成度を意識した調整をしてきたので、全種目着地までまとめ、ミスなく代表入りを果たしたいと思っています。