世界体操予選男子3班1
■第1ローテ
跳馬関口(JPN)。1本目ローウンになりD6.2で15.550。2本目はドリッグス1歩大きく動くが15.700。跳馬得点15.625で現時点3位。
鉄棒PEGAN(SLO)。ペガン、その他決め、最後の3回宙返り下りの着地少し弾む。15.450。
つり輪VOROBIOV(UKR)。D6.8の演技をまとめて15.550。
Dスコア7.0の跳躍をする選手が着地で大きなミスを出す中、関口は臨機応変にDスコアを落として着地をまとめた。決勝進出の行方はあと5ローテ。
■第2ローテ
平行棒中瀬(JPN)。時間減点0.3。チッペルトでバーに乗り、最後の着地で大欠点。12.725。
ゆかLEGENDRE(USA)。前方2回宙返り~前宙ひねり、ヒポリト、テンポ~トーマス転、後方宙2回半ひねり~前宙1回ひねり、十字倒立、伸身トーマス転、後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙。15.475(D6.5)にとどまる。
跳馬SAPRONENKO(LAT)。2本の跳躍をまとめる。平均15.000。
跳馬KASPIAROVICH(BLR)。ドラグレスクと屈身ツカハラ宙返りをまとめる。平均15.875。
つり輪BALANDIN(RUS)。後方伸腕伸身逆上がり中水平(F)、懸垂から伸腕伸身十字倒立(E)、伸身ヤマワキ(E)、ジョナサン(D)、ホンマ十字(D)、後ろ振り上がり中水平(E)、ナカヤマ十字(D)、後ろ振り上がり水平支持(D)、ほん転倒立(C)、前方車輪瞬時倒立(B)、前方屈身2回宙返り下り(D)着地で尻もち。14.525。
ゆかFAHRIG(GER)。前方宙返り2回ひねり(D)~前方かかえ込み2回宙返り(D)+0.2、後ろとびひねり前方屈身2回宙返りひねり(E)、後方宙返り2回半ひねり(D)~前方宙返り1回ひねり(C)+0.1、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(E)、ゴゴラーゼ(C)、シュピンデル倒立旋回(D)、伸腕屈身閉脚力倒立(2秒)(B)、後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返り(D)。15.525。
跳馬SHEK Wai Hung(HKG)。ローチェとローウンをまとめる。
中瀬らしからぬ失敗。ただし、メダル候補の失敗も目立つ流れになってきている。
■第3ローテ
鉄棒中瀬(JPN)。アドラー1回ひねり~ヤマワキなど流れはよかったが、最後の伸身新月面で失速し大欠点。平行棒のミスを立て直すまでに至らなかった。後続のKIERZKOWSKI(POL)は落下、RIZZO(AUS)も着地で尻もち。
あん馬SMITH(GBR)。地元の声援を受けてゆったりとした落ち着いた演技。下りのリズムが途切れそうになるが15.900。
跳馬GOLOTSUTSKOV(RUS)ジマーマン、屈身ツカハラ宙返りをまとめてトップに。
つり輪PINHEIRO RODRIGUES(FRA)。逆上がり中水平、前振り上がり上向き中水平~十字倒立、ジョナサン、後ろ振り上がり水平支持、上向き中水平、アザリアン十字、後ろ振り上がり中水平、前振り上がり脚前挙、伸腕屈身力倒立、前方車輪、後方伸身2回宙返り下り。15.625。
とにかく長い試合。1種目のみ出場のプレッシャーに勝つ者、負ける者。どれだけ集中力を高められるか、厳しい戦いは残り3ローテ。