体操W杯決勝後半、インタビュー

報告者:

-星 陽輔-
 自分でもまだ(ティッペルトの失敗の原因が)わかってないのですが、今回初めて構成に入れて、多分、少し構えすぎたのかなと思います。練習でもそういうミスはなかったです。今日はしっかりやるだけだと思っていたのに申し訳ないです。みんな失敗していて、いけそうな感じだっただけに悔しいですが仕方ないです。
(冨田選手の最後の試合に一緒に出れたことについて)
 自分の人生の中で本当に大きな財産だと思うし、今回は邪魔にならないようにしっかりやりたかったのですが、(今日の失敗で)何も貢献できなかったのは残念です。
-鶴見 虹子-
 不安なところが2回半ひねり~前方伸身宙返りのところでしたが、そこはうまくいったものの、練習してなかったので、体力的問題で後半の後方宙2回ひねりと後方屈身2回宙返りは着地で失敗しました。もう頑張るとかの状態ではないくらいきつかったです。あと、ゆかが少しすべるので、体力がないと厳しかったです。全体的には、練習のことを考えればできた方かなと思いますが、演技だけのことを考えると全然駄目です。他の選手の演技では、北京五輪では二階席からで近くで見れなかった中国の選手のゆかを間近で見れて少し感動しました。
(今大会を振り返っての問いに対して)
 段違い平行棒でメダルを取れたのですごく嬉しいですし、(塚原)千恵子先生にもいい報告できるのでよかったと思います。また、今回、練習を全然しないで試合に臨んでしまったので、今後はたくさん練習をして自信を持って試合に臨みたいと思いました。
-冨田 洋之-
(鉄棒の演技について)
 残念といえば残念ですが、注意していても体が動かない状態だったので仕方ないかなと思います。しかし、最後に表彰台を経験できてよかったです。スペインまで応援に来てくれた日本の方々や地元スペインの方々も応援してくださり、とてもいい雰囲気の中で試合が出来て本当に幸せでした。演技前は悔いの残らないよう精一杯出し切ることだけを考えて、演技に臨みました。緊張感は特に感じることなく、この場で演技が出来る喜びをかみ締めていました。今回、平行棒の下りと途中の1箇所以外は今まで以上にいい演技ができましたし、鉄棒も本当に下りが悪いだけでした。
(失敗に関しては)
 後半に体力的にきつくなるのが出てしまいました。
(今日の失敗箇所以外の演技が美しい演技であったという言葉に対して)
 最後は気をつけてしっかりときれいな体操で終わりたいと思ってました。