男子体操競技ジュニア強化合宿報告
期日:11月4日(木)~8日(月)
会場:味の素ナショナルトレーニングセンター
スタッフ:男子体操競技委員会強化部部員、各所属帯同コーチ
参加選手:合計27名
【高3】横山聖(清風)/石川大貴(鯖江)/岡準平(鯖江)/武田一志(埼玉栄)/北川隼太(創成館)/佐藤紘翔(関西)/中嶋宏太(清風)/小林亮介(清風)
【高2】野々村笙吾(市立船橋)/長谷川智将(関西)/加藤凌平(埼玉栄)/市瀬達貴(清風)
【高1】神本雄也(池谷幸雄体操倶楽部)/鈴木湧(栗東市体操協会ジュニアクラブ)/星島裕樹(関西)/浅野祐樹(池谷幸雄体操倶楽部)
【中3】神津源一郎(三菱養和体操スクール)/佐藤匠(アクバススポーツクラブ)
【中2】白井健三(鶴見ジュニア体操クラブ)/千葉健太(四天王寺スポーツクラブ)/内田龍真(日体スワロークラブ)
【中1】柏木寅冶(SRC体操クラブ)/堀内柊澄(おかやまジュニア体操クラブ)
【小6】湯浅賢哉(よこはまYMSC体操クラブ)/松本悠雅(四天王寺スポーツクラブ)/北村郁弥(池谷幸雄体操倶楽部)/横田拓也(高島平体操教室)
『11月4日(木)』
味の素ナショナルトレーニングセンターに11時45分集合、12時より開講式を行いその後、前回の合宿で行った身体測定のフィードバックを20分程度行った。
練習では、1年間共通して行うトレーニングを4班に別れて注意点やポイントの説明をしながら行った。
『5日(金)~7日(日)』
今回、味の素トレーニングセンターで宿泊が出来なかった為、3部練習のスケジュールをとる事が出来ず、トレーニングと基礎練習を合わせて行う2部練習の内容で行った。
〈練習内容〉
・各班(学年や競技力で班分けを行った。)
・トレーニングは、体幹や倒立の姿勢を中心に行い、また長年行っているSPT測定を取り入れた内容を行った。このトレーニングは、一年間強化部として共通理解をもって行う内容である。
〈基礎練習〉
・6種目の基本となる技を各班のレベルに応じて練習を行った。特にスイング・サークルやA~C難度に対する正確さを、回数をかけて行い10技の技に対する体力の強化をした。
今回の合宿で、ビックタンブリングやひねりのテクニックなどを再確認した。また、そのテクニックをどのように他の種目に繋げるかを部員や帯同の先生方と話し合った。
【総括】
この合宿は、全日本選手権団体・種目別は残っているが、冬季練習のきっかけになる大事な合宿である為、トレーニングや基礎練習を始めとする様々な練習を細かく行うことが出来た。特に、前方後方系のひねりの技術や跳馬でのひねりの回転効率を増す方法などを選手・指導者ともに考えて練習に取り組んだ。その結果、トランポリンで野乃村選手などは、跳馬でロペス・ヨー2の感覚練習で、かなり質の高い跳躍などを行う事が出来た。
今回の練習中には、塚原副会長がお越しになり、高い目標を持ち練習に取り組む事が大事であるなど、ありがたいお言葉をいただき選手・指導者ともに非常に良い刺激になった。
今後、この選手達が世界で活躍するためには、ジュニア強化の重要性を強化部・帯同コーチは改めて再確認した。
最後になりましたが本合宿が開催にあたり、日本体操協会をはじめ関係者の方々に心より感謝を申し上げ、報告とさせていただけます。