男子ジュニアコントロール合宿報告

期日:平成22年9月3日~5日
会場:味の素ナショナルトレーニングセンター
スタッフ:男子体操競技委員会強化部部員、各所属帯同コーチ
[参加選手]
<高3>横山聖(清風)、石川大貴(鯖江)、武田一志(埼玉栄)、北川隼太(創成館)、佐藤紘翔(関西)、中嶋宏太(清風)、小林亮介(清風)
<高2> 岡準平(鯖江)、野々村笙吾(市立船橋)、長谷川智将(関西)、市瀬達貴(清風)、加藤凌平(埼玉栄)、野田義将(鯖江)
<高1>神本雄也(池谷幸雄体操倶楽部)、星島裕樹(関西)、鈴木湧(栗東体操)、川井航(朝日生命)、浅野祐樹(池谷幸雄体操倶楽部)、野々村晃司(市立船橋)、井口大輔(関西)
<中3>神津源一郎(三菱養和体操スクール)、竹中貴一(中京ジム)、奥野岳史(トミオカ)、田浦誠也(アクバス)、金田浩斗(健伸)、佐藤匠(アクバス)
<中2>千葉健太(四天王寺)、岩佐亮(鯖江体操)、白井健三(鶴見ジュニア)、内田龍真(日体スワロー)、倉島大地(健伸)、小宮修雅(とらい)
<中1>堀内柊澄(おかやまJr)、菅原大地(水沢南ジュニア)、柏木寅冶(SRC体操)、南亜蘭(なんば体操)
<小6>横田拓也(高島平体操教室)、湯浅賢哉(よこはまYMSC)、松本悠雅(四天王寺)、  北村郁弥(池谷幸雄体操倶楽部)、神本将(池谷幸雄体操倶楽部)
1日目
 13時より開校式。その後すでに選考テストを免除されているものは、18時30分まで各自練習、選考テストを受けるものは14時30分まで各自アップを行い、3つの班(年代別)に分かれテストを受けた。採点には各班2名づつ強化部部員が入り6種目行われた。そのあと、男子体操競技委員の審議をへて強化選手が発表される。
2日目
 午前中に例年コントロールテストの一環で行っているJISSでの身体測定があったため、朝練、午前練習は各班それぞれで時間を組み行った。午後の練習では全体で15時より開始し、各班に分かれ指導者の情報、技術などの意見交換などが精力的に行われ、非常に良い練習ができた。
3日目
 朝6時30分より去年から行っている朝練を1時間半かけ行った。この朝練は海外合宿での経験や各先生方の意見などから非常に内容の充実したものになってきている。選手たちにとってはハードなものだがしっかりと定着させていきたい。朝食後、2時間のフリー練習ののち、閉校式を行った。
〔総括〕
 この合宿は選考テストということもあって、非常に緊張感があり、また選手・コーチにとっても厳しい合宿である。しかし、これを機会に新たな目標をもつ意味でも刺激ある合宿でもある。
 2日目には渡辺専務理事がお越しになり選手の前で高い目標を持ち、常に前に進むことを心がけるようにと激励のお言葉をいただき、選手・コーチともに今後の練習の取り組み方の大きな刺激とやる気になった。また、閉校式ではユースオリンピックで個人総合優勝を果たした神本雄也選手と山崎コーチに現地での様子や世界のジュニアのレベルの高さ等の話をしてもらった。その中でも神本選手が話した試合までの準備の大切さは選手のみならずコーチ陣たちにも非常に良い刺激となった。
 また、話を聞き目の前で金メダルを見た選手たちはやる気に満ちた非常にいい目をし、新たな目標を見据え日本代表で自分も戦いたいという強い意志が感じられた。
 今後この選手たちが日の丸を背負い世界で活躍し、また次世代の選手が育ち続けるためにもこのジュニア強化の継続・より充実していく必要性を強く感じた。
 最後になりましたが本合宿の開催にあたり、日本体操協会をはじめ関係者の方々に心より感謝を申し上げ、報告とさせていただきます。