2019豊田国際12月15日男子レポート
跳馬
※名前の横の得点は1本目、2本目、平均点(最終得点)
SHIRAI Kenzo(JPN) 14.800 14.333 14.566
1本目 シライ・キムヒフン(5.6)、美しい跳躍、しっかりひねりきり腰高の着地、後ろに1歩
2本目 ドリッグス(5.2)、姿勢欠点の少ない跳躍だったが若干低い着地となり前に1歩
HASHIMOTO Daiki(JPN) 13.366 13.666 13.516
1本目 ロペス(5.6)、入りの脚割れもなく美しい姿勢だったが、低い着地となり前に倒れラインオーバー
2本目 ロウユン(4.8)、若干こじんまりとした跳躍、後ろに1歩
ALSOULIMAN Yazan(SYR) 12.800 9.966 11.383
1本目 伸身カサマツとび(4.0)、姿勢欠点の少ない跳躍、両足で後ろに1歩
2本目 伸身ツカハラとび(3.2)、後ろに1歩、1本目と同系統の技のため2.00の減点
DE LEON Justin Ace(PHI) 12.466 12.733 12.599
1本目 ドリッグス(5.2)、低い跳躍となりひねり不足+回転不足でしりもち
2本目 伸身ユルチェンコ2回ひねり(4.0)、若干脚の乱れがきになる跳躍、後ろに1歩
KAMOTO Yuya(JPN) 14.400 13.666 14.033
1本目 シューフェルト(5.2)、しっかり突き手の入った高さのある跳躍、しっかりひねりきって腰高の着地で前に1歩
2本目 アカピアン(4.8)、勢いのある跳躍、着地は後ろに大きく動く
白井健三がトップの得点を獲得したがオープン参加のため順位がつかず、神本雄也がつり輪に続き2つ目の金メダルを獲得、橋本大輝も1本目失敗があったが2位に入り、ここまで4種目すべてで日本選手がワン・ツーを占める
平行棒
DE LEON Justine Ace(PHI) 3.8 8.266 12.066
け上がり倒立、モイ(続く倒立で動きが詰まる)、ヒーリー腕支持、振り上がりか開脚入れ脚前挙、伸腕屈身力倒立、後方屈身2回宙返り下り(両足で後ろに1歩)
STRETVICH Ivan(RUS) 5.9 7.766 13.666
逆上がりひねり倒立(流れる)、車輪(手をずらす)、棒下宙返り倒立(少し詰まった動き)、差h車輪、車輪ライヘルト、ホンマ(動きが少し詰まる)、ヒーリー^、前振りひねり倒立、棒上宙返り倒立、ディアミドフ、前方かかえこみ2回宙返りひねり下り(両足で前に1歩)、前半あわただしい動きが続いた
BULL Tyson(AUS) 5.4 7.633 13.033
逆上がり倒立、棒下宙返りひねり倒立(少しもたつき手をずらす)、車輪、前振りひねり倒立、ホンマ、ヒーリー、棒上宙返り倒立(手をずらす)、棒下宙返り脚前挙(脚をバーにぶつける)、伸腕屈身力倒立、後方屈身2回宙返り下り(後ろに1歩)
KAMOTO Yuya(JPN) 6.6 8,433 15.033
前振り上がり、リチャード、前振り上がりひねり倒立、棒下宙返りひねり倒立(少し手をずらす)、棒下宙返り倒立、車輪ディアミドフ(美しい実施)、前方宙返り開脚抜き腕支持、バブサー(雄大でスムーズな実施)、チッペルト(少し手をずらす)、ヒーリー、前方かかえこみ2回宙返りひねり下り(止める)
Clay Zachary(CAN) 5.7 7.900 13.600
逆上がり倒立、車輪(動きが重い)、ディアミドフ、ホンマ、ヒーリー、前方宙返り開脚抜き腕支持、ハラダ(前振り上がりライヘルト)、Dツイスト、前振りひねり倒立、、後方屈身2回宙返り下り(両足で後ろに1歩)
NAGORNYY Nikita(RUS) 6.4 7.833 14.233
ホンマ、シャルロ~ヒーリー、棒下宙返りひねり倒立、車輪、マクーツ(手をずらす)、ヒーリー、ディアミドフ、ディアミドフ(前に大きく動く、ディアミドフ1/4ひねりの予定?)、ディアミドフ1/4ひねり、前方かかえこみ2回宙返りひねり下り(低い着地となり、前に大きく1歩)
ALSOULIMAN Yazan(SYR) 3.3 7.300 10.600
け上がり脚前挙、伸腕屈身力倒立、モイ(続く倒立に上げられずダブスウィング、ヒーリー、ヒーリー腕支持、後ろ振り上がり開脚入れ~倒立、後方伸身宙返り下り(少し動く)
KAYA Kazuma(JPN) 6.3 8.233 14.533
ホンマ、ヒーリー、棒下宙返りひねり倒立、棒下宙返り倒立(少し反る)、前方宙返り開脚抜き腕支持、バブサー、チッペルト、Dツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立、前方かかえこみ2回宙返ひねり下り(後ろに2歩動く)、着地が決まらなかったが洗練された動きで大きなミスなく通しきる
HOERR Carlo(GER) 5.0 7.766 12.766
ホンマ、棒下宙返り倒立、車輪、ヒーリー、前振りひねり倒立(肘を緩めて調整)、倒立で大きく2歩動く、後ろ振り上がり開脚入れ脚前挙、伸腕屈身力倒立、後方屈身2回宙返り下り(後ろに大きく1歩)
MORGANS Mitchell(AUS) 5.6 6.700 12.300
ホンマ、棒下宙返りひねり倒立(1/4ひねって単棒倒立になったところで落下)、棒下宙返り倒立、車輪ディアミドフ、ピアスキー(車輪単棒倒立)~ヒーリー、ヒーリー(続く倒立で反る)、ディアミドフ(大きく手をずらす)、前振りひねり倒立、後方屈身2回宙返り下り(両足で前に大きく1歩)
神本雄也が今大会3種目の優勝、2位に萱和磨が入りここまで5種目全てで日本選手がワン・ツー
鉄棒
SHIRAI Kenzo(JPN) 6.0 8.133 14.133
ヤマワキ、エンドーひねり、屈身コバチ、コールマン、コバチ、アドラー倒立、逆手背面車輪(大逆手車輪)~ポゴレロフ、アドラーひねり倒立、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(止める)、勢いに乗った素晴らしい演技、着地も見事に止める
BULL Tyson(AUS) 6.0 8.366 14.366
アドラーひねり倒立、コバチ~コールマン、カッシーナ、シュタルダー、ヤマワキ、ツォリミン、アドラー倒立、逆手背面車輪(大逆手車輪)、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(後ろに小さく1歩)、若干荒さは見られたが2連続を含む5つの手放し技を入れた構成、勢いのある実施で通しきる
KAMOTO Yuya(JPN)
アドラーひねり倒立、カッシーナ(落下)、カッシーナ(やり直して成功)、コールマン、伸身トカチェフ、トカチェフ、アドラー1回ひねり倒立、ヤマワキ、エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(両足で前に大きく1歩)
NAGORNYY Nikita(RUS) 5.8 8.433 14.266
ヤマワキ、伸身トカチェフ、モズニク、アドラー1回ひねり(少し流れる)、アドラーひねり、トカチェフ、リンチ、ツォリミン、シュタルダー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(両足で後ろに小さく動く)、非常に締まった正確な実施で演技をまとめる
STRETVICH Ivan(RUS) 5.8 8.433 14.233
エンドー1回ひねり片大逆手、ツォリミン、トカチェフ~伸身トカチェフ、リンチ、アドラー1回いひねり倒立、ヤマワキ、アドラーひねり倒立、シュタルダー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(止める)、長身を活かしたダイナミックな演技、大きなミスなく着地も止める
CLAY Zachary(CAN) 5.0 6.700 11.700
ヤマワキ、エンドーひねり、伸身トカチェフ、シュタルダートカチェフ(続く車輪で戻る)、ダブルスウィング、シュタルダートカチェフ、エンドー(戻る)、シュタルダー、シュタルダーひねり、アドラー1回ひねり倒立(少し流れる)、アドラーひねり倒立、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(少し動く)
HOERR Carlo(GER) 5.4 8.066 13.466
ヤマワキ、伸身トカチェフ(大きい)~トカチェフ、後方浮き腰回転後ろ振り出し~順手背面車輪~ケステ抜き倒立、アドラー倒立、大逆手車輪、逆手背面車輪、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(前に大きく動く)、三つの手放し技を雄大に捌く
HASHIMOTO Daiki(JPN) 6.0 8.133 14.133
アドラーひねり倒立、カッシーナ、コールマン、伸身トカチェフ、トカチェフ、アドラー1回ひねり逆手倒立(戻ってしまう)、ヤマワキ、シュタルダー、ホップターン、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り(止める)、素晴らしい実施で演技を進めていただけにアドラー1回ひねりのミスが惜しまれる演技だった
MORGANS Mitchell(AUS) 5.8 7.966 13.766
アドラーひねり倒立、カッシーナ、伸身コバチ、コールマン(近づき続く車輪で肘をまげる)、コバチ、エンドー、アドラー倒立(倒立にはまる)、逆手背面車輪(大逆手車輪)、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り(止める)、1か所肘をまげる場面があったが長身を活かしたダイナミックな演技
コバチ~コールマンの連続を成功するなど豪快な演技を見せてくれたタイソン・ブル(オーストラリア)が優勝、2位には今年の個人総合世界チャンピオンのニキータ・ナゴルニー(ロシア)、3位には世界選手権団体優勝メンバーのイワン・ストレトヴィッチ(ロシア)が入った。
日本選手はそれぞれミスがあり、この種目での表彰台はならなかった。