2019豊田国際12月14日女子レポート
跳馬
SAKAGUCHI Ayaka (JPN) ※オープン参加 12.983
① ユルチェンコ2回ひねり 踏み切りから着手がうまくいかず、高さ、スピード不足。2回ひねりきったが前へ転倒。 D5.4 E8.433
② 伸身ツカハラ1回ひねり これもスピード不足か。腰折れの目立つ実施になり、着地で頭が下がる。前へ大きく1歩。D4.8 E7.333
MATSUMURA Akari (JPN)
① ユルチェンコ1回半ひねり 高さのある実施。伸身姿勢も良く、着地横へ小さく1歩でまとめる。 D5.0 E8.800
② ロンダート~1/2ひねり入り~1/2ひねり後方屈身宙返り 空中で少し詰まり、着地後ろへ大きく下がる。D4.8 E8.4
HATAKEDA Hitomi (JPN) 13.916
① ユルチェンコ11/2ひねり 非常に高さがあり、まっすぐな伸身姿勢での実施。直立姿勢での着地を決める、素晴らしい実施。D5.0 E9.1
② 伸身ツカハラ1回ひねり スピードのある実施。こちらも非常に美しい伸身姿勢での実施。着地は後ろへ大きくホップ。D4.8 E8.933
STINGL Isabelle (GER) 13.133
① ユルチェンコ伸身1回ひねり 非常に体線の美しい実施。着地直前の腰折れが少しもったいない印象。着地後ろへ1歩。D4.6 E8.766
② 転回~かかえ込み前宙1/2ひねり 少しかかえ込み姿勢に入るのが早かった印象。着地はまとめたが、高さ、身体の開き伸ばしが少し足りないか。D4.4 E8.500
HATAKEDA Chiaki (JPN) ※オープン参加 14.033
① ユルチェンコ2回ひねり 公式戦初披露のユルチェンコ2回ひねり。非常に高さのある実施で1歩後ろへ下がってしまったが余裕をもっての着地。D5.4 E9.066
② 伸身ツカハラ1回ひねり 練習では少し不安そうだった2本目の跳躍だったが、しっかりと着地をまとめる。後半少し腰折れが目立つ実施になってしまったのが今後の課題。D4.8 E8.8
GODWIN Georgia (AUS)
① 伸身ツカハラ1回ひねり 非常に高さのあるフワリと浮くような雄大な実施。着地1歩でまとめる。D4.8 E9.0
② 転回~屈身前宙1/2ひねり こちらも高さのある雄大な実施。開き伸ばしもあり、余裕 D4.6 E8.866
AKHAIMOVA Lillia (RUS) 14.149
① チュソビチナ(転回~伸身前宙11/2ひねり)粗削りだが、非常にパワーのある実施。しっかりとひねりきったが、後半少し腰折れが気になる実施に。D5.8 E8.766
② 伸身ツカハラ1回ひねり こちらもパワーでコントロールした捌きの実施。高さは十分。D4.8 E8.933
LAI Pin-Ju (TPE) 6.000
① ユルチェンコ屈身宙返り 高さ、距離共に不足したこじんまりした実施になる。跳躍番号は伸身での表示だったが腰の伸ばしが足りず屈身での承認。 D3.5 E8.5
② ツカハラ屈身宙返り 跳躍を実施したが、審判の合図の前(緑の旗が上がる前)に跳躍をしてしまったので、ルールに従い0.0の判断。
MELNIKOVA Angelina (RUS)
① ユルチェンコ2回ひねり 会場からため息が漏れるような非常に高くて美しい実施。余裕をもった着地はさすが世界トップレベル。D5.4 E9.266
② ロンダート~1/2ひねり入り~屈身前宙1/2ひねり 少し入りで突っ込んでしまい、ウォーミングアップよりスピードが不足した実施になってしまう。表示は伸身での表示だったが腰の伸ばしが足りず屈身での承認。着地小さく後ろへホップ。 D4.8 E8.9
段違い平行棒
YUMOTO Yurika (JPN) 11.900
新しい組み合わせ、マロニー+ギンガー(D+D)少し高さが出なったがキャッチ。屈身イエガーもしっかりとキャッチし、1/2ひねり低棒移動も倒立にはめたが、次のフット飛び出しで足がバーに乗らず前へまさかの落下。車輪1回ひねり少し流れ、車輪をはさんでムーンサルト下り着地小さく前へ2歩。 D5.1 E6.8
AKHAIMOVA Lillia (JPN) 12.800
フット倒立1回ひねりからけ上がり倒立を挟んで、マロニー+車輪1回ひねり~トカチェフ(D+C)を続けて実施。非常にパワフルな実施だが膝がところどころ曲がるのが惜しいところ。1/2ひねり低棒倒立~シュタルダー飛び出し、かかえ込み前宙ダブル下り。 Dは前へ1歩でおさえる。D5.1 E7.6
HATAKEDA Hitomi (JPN) 13.933
今日はシュタルダートカチェフは実施せず。閉脚シュタルダー倒立(D)、閉脚シュタルダー倒立1回ひねり(E)、非常に高さのあるマロニーハーフで高棒へ移動。閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+閉脚屈身イエガー(D+E)で組み合わせ加点をとる。1/2ひねり低棒移動倒立、フット倒立1回ひねり+ムーンサルト下りは高さ、迫力のある実施。安心して見ていられる非常に安定した実施。 D5.7 E8.233
JAKUBCZYK Phoebe (GBR) 13.066
シャポシニコワ+パク1回ひねり(D+E)で会場を沸かせる。マロニー+ギンガー(D+D)は高さもあり、安定した実施。逆手車輪と車輪1回ひねりで要求を満たし、前振り1/2ひねりかかえ込み前宙ダブル下りの着地をmとめる。D5.2 E7.866
YAMADA Chiharu (JPN) 13.000
出だしの振り上げ倒立で少し反ってしまうが、マロニーハーフを決める。閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+閉脚屈身イエガー(D+E)を力強く決めて組み合わせ加点をとる。1/2ひねり低棒移動は流れてしまい倒立にはまらず。シュタルダー倒立1回ひねり+ムーンサルト下りの D5.2 E7.8
GODWIN Georgia (AUS) 13.200
ワイラー(逆手前方翻転倒立)~ワイラー1/2ひねり倒立+マロニー+パク(D~D+D+D)。ワイラーが倒立にはまりきらなかったが、この4つの技の連続は見事。マロニーハーフからけ上がり倒立をはさんでギンガーを力強くキャッチ。屈身ダブル下りの着地をピタリと止める。スムーズなスイングというよりは非常にパワフルな実施。D5.3 E7.9
LEON Milca (VEN) 11.700
非常に高さのあるトカチェフからギンガーの組み合わせ(D+D)で0.2の組み合わせ加点。パクもしっかりと決めたがその後の振り上げ倒立系の技が倒立から大きく外れる。車輪1回ひねりは少し流れながら横にブレてしまうがなんとか修正。かかえ込みダブルの着地は後ろへ2歩でこらえる。 D4.6 E7.1
MELNIKOVA Angelina (RUS) 14.500
閉脚シュタルダー倒立1回ひねり+コモワ2+パク(E+E+D)、非常にスムーズなスイングでの実施。高さのあるマロニーハーフ、閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+閉脚屈身イエガー(D+E)イエガーほんの少し近付く。フット倒立1回ひねり+ムーンサルト下り(D+D)で組み合わせ加点。Theロシアというような演技。倒立姿勢がまっすぐで見とれるほど非常に美しい。D6.1 E8.4
BROWN Georgia-Rose (AUS) 13.333
非常に長身な選手。足がマットについてしまうので、バーの高さを上げる。フット倒立1回ひねり、チャウ+バク(D+D)、マロニー+ギンガー(D+D)長身ながら棒間でのギンガーの実施は技あり。フット倒立1/2ひねり~開脚イエガー、前宙ダブル下りは少しバーに近付いてしまったが着地は2歩でこらえる。見ごたえのある演技。 D5.5 E7.833
STINGL Isabelle (GER) 11.666
フット倒立、開脚イエガー(D)、翻転は倒立にはまらずそのままパクへ。足がマットに当たってしまうが止まらず演技続行。ほとんどの振り上げ倒立が倒立にはまらずバタバタとした印象の演技になる。車輪1回ひねりも流れて、車輪を1回はさんでから屈身ダブル下りの着地小さく2歩。D4.3 E7.366 11.666
TERAMOTO Asuka (JPN) 13.700
閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+閉脚屈身イエガー(D+E)見事にキャッチ。閉脚シュタルダー倒立(D)は倒立から外れておそらくC難度で承認。シュタルダー倒立1回ひねり少し流れて+ギンガー(D+D)でさらに組み合わせ加点。開脚イエガーはかなり遠めでキャッチし、ヒヤっとしたが寺本選手持ち前の対応力でカバーし、1/2ひねり低棒移動は倒立におさめ(D)、最後ムーンサルト下りの着地をまとめる。ヒヤっとする場面が数か所あったが最後まで通しきる寺本選手の力はさすが。Eスコア8.3と高評価。 D5.4 E8.3
LEE Yunseo (KOR) 14.433
閉脚シュタルダー倒立1回ひねり(E)ほんの少し流れる、け上がり倒立をはさみ、コモワ2+パク+チャウ1/2ひねり(E+D+E)の難しい組み合わせ、閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+イエガー(D+D)、開脚シュタルダー倒立1回ひねり+ムーンサルト下りの着地を決める。前評判通り非常に盛り沢山な内容かつ、美しい体線での実施。最初の閉脚シュタルダー倒立1回ひねりからの連続が続かなかったのがもったいないところだが、世界トップレベルの内容で今大会最高のDスコア。D6.2 E8.233
大会情報結果へ