2018アジア大会・男子種目別決勝レポート（鉄棒）

タン チァフン（台湾）

ツォリミン、ヤマワキ（しっかりした伸身姿勢で横ブレもない高さのある実施）、コールマン（姿勢欠点なく、バーをつかむ前にしっかり身体を伸ばしきった素晴らしい実施）、伸身トカチェフ〜トカチェフ、リンチ、アドラー１回ひねり逆手倒立、アドラーひねり、シュタルダー、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り（その場で少しはねる）

演技全体を通して雄大で質の高い実施で１４．７２５

スン ウェイ（中国）

アドラー１回ひねり逆手倒立、伸身トカチェフ〜リンチ、アドラーひねり（少し流れる）、モズニク、逆手車輪1回ひねり大逆手、ヤマワキ、エンドーひねり、シュタルダー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り（止める）　１４．５００

トゥン レ タン（ベトナム）

アドラーひねり、伸身トカチェフ、トカチェフ、ホップターン、エンドー１回ひねり大逆手、大逆手エンドー、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り（止める）　１３．３５０

谷川　翔（日本）

アドラー、逆手背面車輪、ポゴレロフ、エンドー、コールマン（落下）、後方浮腰回転後ろ振り出し、順手背面車輪、ケステ抜き、シュタルダー１回半ひねり片大逆手、ヤマワキ、エンドー、ホップターン、後方伸身２回宙返り１回ひねり下り（止める）

勝負をかけコールマンに挑んだが惜しくも落下し１２．７５０

千葉健太（日本）

伸身トカチェフ、トカチェフ、シュタルダー、シュタルダー１回半ひねり片大逆手、アドラーひねり（脚割れあり）、ヤマワキ、エンドー、エンドー１回ひねり片大逆手、ホップターン、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り（両足で前に大きく１歩）

他選手と比較しDスコアが低く、さらに姿勢を乱す場面もあり１３．２５０

シャオ ルオテン（中国）

リューキン、エンドー１回ひねり大逆手、伸身トカチェフ、トカチェフ、リンチ、アドラー１回ひねり、ヤマワキ、アドラーひねり（少し流れる）、ホップターン、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り（鉄棒の高さではすでにひねり終わり余裕を感じさせる実施だったが少し動く）　１４．２２５

イ ジュンホ（韓国）

ツォリミン、アドラーひねり、カッシーナ、コールマン、伸身トカチェフ、トカチェフ、シュタルダー、ホップターン、ホップターンひねり片大逆手、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り(止める）　１４．２００

ミラド カリミ（カザフスタン）

ヤマワキ、カッシーナ、コバチ（落下）、コバチ、コールマン、ホップターン、リバルコ、大逆手エンドー、逆手車輪１回ひねり大逆手、アドラー（戻る）、後方伸身２回宙返り２回ひねり下り（後ろに１歩）

日本の浜田氏が指導する台湾のタン チァフンが雄大で質の高い演技を見せ、トップの座を守りきり優勝、日本選手にはこの種目の強化を期待したい。