男子体操第5回ジュニア強化合宿(九州ブロック)報告

報告者:

■参加者<役員・強化スタッフ(監督・コーチ)等21名、選手35名、合計56名>
指導者:水鳥寿思/村田憲亮/藤原佳市/三宅裕二/森啓高/宮元義史/石川輝/溝田一善/福田雄仁/一村裕人/笠木俊秀/仲島雅徳/吉見正二郎/井上顕式/松浦聡志/知識勝信/松本圭成/小川大人/山﨑芳文/中田宏紀/長野鉄生
選手:柚木健大郎/堀内柊登/小畠廉生/土井陵輔/日高大輝/岡慎之助/谷田雅治/福田雄翔/前野修摩/川﨑/前野祏摩/山内椋太/岡本剛明/吉元佳/塚田玲音/古野裕也/安東明日輝/吉見陽生/友廣和央/白石祐樹/髙山慶大/柳拓真/浜崎優/高橋崚太/原口幸大/前之原将歩/大塚和希/吉田凌/竹下碧/濱野充秀/二又慎太郎/中川駿/土川慧/手島克
■実施場所:佐賀県総合体育館
■実施期間:平成27年12月25~28日

月日(曜)

場所

内容

12月25日(金)佐賀県総合体育館12:00 強化選手集合

13:30~18:00 強化練習(フリー練習)

12月26日(土)佐賀県総合体育館8:45 強化選手集合

9:00~11:30 強化練習(フリー練習)

12:00 ブロック選手集合

12:30 開講式

13:00~17:30 強化練習(フリー練習)

12月27日(日)佐賀県総合体育館8:45 選手集合

9:00~11:30 W-UP、トレーニング、基本練習 ※コーチ研修会

13:30~14:00 全体W-UP

14:00~17:00 技術練習(30分ローテ班練習)※コーチ研修会

17:00~17:30 各自フリー練習

12月28日(月)佐賀県総合体育館8:45 選手集合

9:00~10:30 W-UP、トレーニング

10:30~13:30 強化練習(フリー練習)

14:00       閉講式

■成果
<1日目>
強化選手は、早朝からの移動もあり、フリー練習で調整をした。佐賀県総合体育館の設備は素晴らしく、積極的に体を動かして練習している選手が多かった。選手間でのコミュニケーションも多く、自分たちの技術を教えあい、練習していた。
<2日目>
AM(9:00~11:30)
体育館の気温が3℃のため、各所属のコーチの指示の下でしっかりとアップし、フリー練習を行った。各所属の選手は基本練習を中心に行っていた。
PM(13:30~17:30)
ブロック選手を交えて、フリー練習を行った。練習もとても活気があり、積極的に練習している選手が多かった。冬場の練習ということもあり、選手のほとんどがDスコア向上のための技練習に取り組んでいた。
<3日目>
AM(9:00~11:30)
小中学生、高校生の2班に分かれて、トレーニングおよび基本練習を行った。今日から公認コーチ義務講習ということもあり、トレーニング方法、基本技の指導ポイントなど強化スタッフを中心に行った。高校生はつり輪のスイング・タントラでのロンダート~後転跳び~伸身宙返りを中心に行い、小中学生は手首・肘のトレーニング、バク転の練習を行った。選手も自分で考えながら取り組み、積極的に練習していた。
PM(14:00~17:30)
1班6人に分かれ、各種目30分ローテで班練習を行った。1種目30分という短い時間であったが、各自の中心になる課題を積極的に練習していた。選手間でコミュニケーションも多く、前日とは違ったいい雰囲気の中で練習をすることができた。けが予防の講習は30分設けて講習という予定であったが、練習の中で各指導者からの質問に答えるという内容になった。
<4日目>
小中学生・高校生の2班に分かれてトレーニング・基本練習を行った。小中学生は、体幹・足のトレーニングを行った。高校生はトレーニング後、鉄棒の車輪、タントラでロンダート~後転跳び~伸身宙返りを中心に行った。各班でトレーニングおよび基本練習終了後、フリー練習を行った。所属コーチも強化スタッフに質問する場面も多く、水鳥強化本部長も選手に声をかけるなど、とても充実した練習であった。
ブロック合宿は3日間という短い期間であったが、各ブロックの選手と強化選手が一緒に練習したことにより、九州ブロックの選手も目標にする選手を意識して練習することができた。また、午前中のトレーニングや基本練習を合同でやったことにより、選手・指導者がトレーニングや基本技の正確なやり方を理解することができた。ブロック選手だけでなく強化選手も、これからの練習の基盤となる体つくりや技術練習を底上げできる内容になった。九州ブロック体操協会、佐賀県体操協会の役員をはじめ、各都道府県の指導者の協力のおかけで無事に4日間の合宿を終えることができた。
■今後の課題
コーチ研修会の内容をもう少し明確化しておくほうがよかったと感じた。強化スタッフの話し合いの下で行ったが、各所属の指導者がどのような内容を提供してほしいかとういうことが分からなかったため、内容を吟味できなかった。また、けが予防の講習も30分で伝えることが難しかったため、各指導者からの質問に答えるという内容になってしまった。
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