第47回世界体操レポート/男子あん馬決勝

NADDOUR Alexander (USA)
逆交差倒立、正交差倒立、ショーン、Ｅフロップ、Ｄコンバイン（脚割れ）、馬端横向き旋回１回ひねり、ウーグォニアン、トンフェイ、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
BERTONCELJ Saso (SLO)
とび正交差ひねり逆交差入れ、ショーン（落下）、Ｅコンバイン（脚割れ）、馬横向き旋回１回ひねり、ウーグォニアン、マジャールシュピンデル、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（Ｅ）
BELYAVSKIY David (RUS)
逆交差倒立、ショーン、Ｅコンバイン、ウーグォニアン、ロス、マジャールシュピンデル、Ｅフロップ、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り
XIAO Ruoteng (CHN)
マジャールシュピンデル、トンフェイ、Ｅコンバイン、ブスナリ、逆交差倒立、Ｄコンバイン、フェドルチェンコ、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（Ｅ）
VERNIAIEV Oleg (UKR)
正交差倒立、ショーン、一把手上旋回倒立１回ひねり３／３移動～前後開脚入れ、シュテクリＢ、Ｅコンバイン、あん部馬背フェドルチェンコ、シュテクリＢ連続（Ｅフロップの途中で落下）、ウーグォニアン、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（Ｅ）
WENG Hao (CHN)
正交差倒立、逆交差倒立、Ｅフロップ、Ｄフロップ（×）～一把手上下向き１０８０度転向、ウーグォニアン、フェドルチェンコ、マジャールシュピンデル、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り、Ｇコンバインに挑んだようだが、一把手上旋回２回～シュテクリＢ～１０８０度ロシアンだったためＤコンバインと１０８０度ロシアンに分割され、すでにＥフロップを実施していたためＤフロップの部分が認定されなかったものと推察される。
WHITLOCK Max (GBR)
逆交差倒立、Fコンバイン、Eフロップ、ブスナリ、マジャールシュピンデル、開脚３／３前移動、開脚３／３後ろ移動、ウーグォニアン、フェドルチェンコ、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（Ｅ）、なんとＤスコアは６．９０!!!しかも不安を感じさせる局面を見せずにとおしきる
MERDINYAN Harutyun (ARM)
とび正交差ひねり逆交差入れ、Ｄコンバイン、Ｅフロップ、ブスナリ、あん部馬背フェドルチェンコ、２／３後ろ移動、フェドルチェンコ、マジャール、シバド、シュテクリＡ倒立ひねり移動下り（Ｅ）
突出して高いＤスコアの演技構成を安定感あふれる実施で通しきったウィットロックが優勝、美しい演技実施で演技をまとめたベルヤフスキーが２位に入った。ショーン、E難度の終末技を実施する選手が多かった。中国のWENG選手は構成上の問題があって得点を伸ばせなかったが、非常に質の高い演技実施が目を引いた、今後構成を見直せばこの種目のトップを争う存在になるのではないだろうか。
結果
1位 WHITLOCK Max GBR 15.441
2位 BELYAVSKIY David RUS 15.100
3位 XIAO Ruoteng CHN 15.066
4位 NADDOUR Alexander USA 14.750
5位 MERDINYAN Harutyun ARM 14.700
6位 WENG Hao CHN 14.500
7位 VERNIAIEV Oleg UKR 13.700
8位 BERTONCELJ Saso SLO 12.966