第70回全日本体操競技選手権大会 男子決勝第6ローテーション
第6ローテーション
【1班鉄棒】
谷川 航
ヤマワキ、エンドー1回ひねり片大逆手、アドラーひねり(戻ってしまいダブルスウィング)、伸身トカチェフ、トカチェフ、シュタルダーひねり大逆手、大逆手エンドー、アドラー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(止める)、上位をキープしてきたが平行棒に続きこの種目でも痛恨のミス
神本雄也
アドラーひねり~伸身トカチェフ、リバルコ、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、大逆手エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(後ろに1歩)、若干細かな姿勢欠点が目立つ実施だったが大きなミスなく演技をまとめる
野々村笙吾
アドラーひねり、伸身トカチェフ、トカチェフひねり片大逆手、アドラー1回ひねり(少し動きが詰まり直接ヤマワキに連続できず)ヤマワキ、エンドーひねり片大逆手、エンドー、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(止める)
田中佑典
カッシーナ、シュタルダーリバルコ、アドラーひねり~コールマン、リバルコ、ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、アドラー1回ひねり逆手倒立、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(後ろに小さく1歩)、美しい実施で目立ったミスなく演技をまとめる
加藤凌平
カッシーナ、アドラーひねり、伸身トカチェフ、コールマン、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラー1回ひねり(直接ヤマワキに連続できず膝をまげた車輪をはさんでしまう)、ヤマワキ、エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(止める)
内村航平
屈身コバチ、カッシーナ、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラーひねり~コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、エンドー、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねりおり(止める)、ほぼ完ぺきな実施、着地も狙いすましたように止め、会場は歓声と拍手の嵐
白井健三
後方宙返り3回半ひねり~前方宙返り2回ひねり、リジョンソン、前転から脚を抜いて伸腕屈身倒立、前方宙返り1回ひねり~シライ2、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り2回半ひねり、側方宙返り1回ひねり、シライ・グエン
萱 和磨
前方宙返り2回半ひねり、前方宙返り2回ひねり~前方宙返り1回半ひねり、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回ひねり、後方宙返り2回ひねり、フェドルチェンコ、十字倒立、側方宙返り1回ひねり、後方宙返り3回ひねり
【2班ゆか】
齊藤優佑、前宙回ひねり~前宙2回半ひねり着地前に1歩、後方宙1回半ひねり~前宙2回ひねり前に弾む、最後後方宙3回ひねり着地左に弾む。
湯浅賢哉、前宙回ひねり~前宙2回半ひねり着地はずむ、後方宙1回半ひねり~前宙2回ひねり着地大きくバランスを崩し弾む、後方宙2回半ひねり~前宙ひねり着地ライン減点、後方宙3回ひねり着地動く。
白井健三、2015世界選手権演技構成。リジョンソン、シライにおいて少し着地で弾むがまとめる。
山本翔一、全体提起に宙返り連続で着地止めきれず、最後の後方宙3回ひねりの後ろに少し弾む。
武田一志、アラビア屈身ダブル前に大きくとぶ、その後は着地を丁寧に決める、後方宙3回ひねり少し動く。
萱和磨、丁寧な演技で大きなミスなく演技、後方宙3回ひねり着地で少し動く。
その他、早坂尚人、跳馬ロペスの着地で後ろに数歩後ずさり姿勢が低くなる。山室光史、平行棒、一昨日失敗したヤマムロなどミスなく実施。今林開人、得意種目のあん馬で入りのブスナリを成功させると持ち前の大きなスピード感あふれる旋回で高いDスコアの構成を通しきり15.400の高得点、順位を7位まで上げる。
最終結果
1位 内村 航平 91.300
2位 白井 健三 89.700
3位 加藤 凌平 89.400
4位 神本 雄也 89.250
4位 齋藤 優佑 89.250
6位 田中 佑典 89.050
7位 今林 開人 87.700
8位 萱 和磨 87.550
9位 山室 光史 87.350
10位 谷川 翔 87.100
11位 市瀬 達貴 87.000
12位 長谷川智将 86.950
内村航平が2位以下に大差をつけて貫録の優勝、連勝記録を9に伸ばした。2位に白井健三が入りオールラウンダーとしての成長をアピールした。
また、高校生の谷川翔が10位に入る大健闘を見せてくれた。