第54回NHK杯男子・第4ローテーション

■ゆか
岡準平、新月面、前宙1回ひねり～前宙2回半ひねり、後方宙1回半ひねり～前宙2回ひねり、後方宙2回半ひねり～前宙1回半ひねり、最後後方宙3回ひねり。すべての着地を止めきれず少し弾む。15.100．
今林開人、前半のタンブリング技の着地を止めきれなかったが、後方宙2回半ひねり～前宙ひねり、後方宙3回ひねりの着地をまとめる。14.900．
星野力維、前宙1回ひねり～前宙2回半ひねり、後方宙3回半ひねり少しひねり不足～前宙ひねり、アラビアン屈身2回宙右にとぶ、宙返り連続着地止めきれず、後方宙3回ひねり着地少しとぶ。15.000．
田中樹、前宙2回半ひねり着地大きく右にとぶ、後方宙1回半ひねり～前宙2回ひねりで1歩前にライン減点、後方宙3回ひねり左足1歩後ろに。14.450．
宮地秀享、宙返り連続の着地をすべて決めきれず、十字倒立前に手の位置ずらし、後方宙3回ひねり着地1歩。14.700．
白井勝太郎、後方宙1回半ひねり少しけりが抜けかけるが修正し前宙2回半ひねり着地1歩動くがまとめる、着地を狙いにいく演技、後方宙3回ひねり着地動く。15.250．
■跳馬
田中佑典、ドリッグス。後ろに小さく一歩動き、ガッツポーズが出るなど本人も納得の演技。
内村航平、リーシャオペンを見せた。後ろに着地が動くも、足割れもなく、高さのあるいい演技を見せた。
山室光史、ロペス。大きく２歩動き、ラインオーバーあり。スピード、高さ、距離もあり、跳馬の理想的な演技であった。
野々村笙吾、ドリッグス。一歩前に出る。無難にまとめた演技。
早坂尚人、ドリッグス。一歩前に出るが、姿勢もよく、距離もあり、ひねりもしなやかないい演技。
加藤凌平、ロペス。着地は少し動くが、線のきれいな、可憐なひねりを見せた。
■平行棒
田中和仁、シャルロでややバランスを崩しながらも静止は保った。その後、ドミトリエンコ、棒下系、ベーレまで非常に美しくまとめた。後方屈身２回宙も見事に着地を止めた。
萱和磨、ホンマ～ヒーリー、棒下ひねり～棒下、バブザー、ティッペルトと決めたものの、最後の後方屈身２回宙は後ろに大きく乱れ、尻もちをつきかける。
千葉健太、ホンマ～ヒーリー、棒下ひねり～棒下までは萱と同じ構成でしっかりと決めたが、バブザーでバータッチがあり大きく乱れてしまった。後方屈身２回宙下りも前に大きく一歩。
白井健三、ベーレまではまずまずの出来を見せたが、ティッペルトは支持の段階でバーがギリギリとなっていた。その後、車輪ライヘルトも見せ、最後の後方屈身２回宙は見事に着地を止めた。
神本雄也、棒下ひねり～シャルロをしっかりと決めた。また、車輪ディアミドフ～車輪～ベーレの流れも見事。そして、雄大にバブザーを決め、最後の後方屈身２回宙は前に両足で一歩出る。
長谷川智将、マクーツを決めた後、棒下ひねり～棒下、ディアミドフなどもまとめた。ティッペルトは低い印象。最後は後方屈身２回宙で両足で大きく前に動く。
■鉄棒
吉岡知紘
ヤマワキひねり片大逆手、アドラーひねり、伸身トカチェフ、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、ホップターン、ホップターンひねり片大逆手、ヤマワキ、エンドー、えんどー1回ひねり大逆手、大逆手エンドー、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り
谷川航
ヤマワキ、エンドー1回ひねり片大逆手、アドラーひねり、伸身トカチェフ、トカチェフ、シュタルダーひねり大逆手、大逆手エンドー、アドラー、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り
岡村康宏
アドラー1回ひねり?ヤマワキ、エンドーひねり、ホップターン（浮きのある実施）、シュタルダー、アドラーひねり、エンドー1回ひねり大逆手、大逆手車輪、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り
山本雅賢
カッシーナ、コバチ（落下）、コバチ、コールマン、ホップターンひねり片大逆手、アドラー1回ひねり?ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、アドラーひねり、ホップターン、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り
植松鉱治
カッシーナ、コバチ?コールマン（落下）、シュタルダー1回半ひねり大逆手、リバルコ、アドラー1回ひねり?ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、1回ひねり大逆手、アドラーひねり、後方伸身2回宙返り1回ひねり下り（止める）
武田一志
アドラー1回ひねり逆手倒立（ダブルスウィング）、コバチ（続く車輪で肘を曲げる）、ジールマン、シュタルダー、ホップターン、シュタルダー1回ひねり片大逆手、エンドー、アドラーひねり、後方伸身2回宙返り2回ひねり下り（1歩動く）