第45回世界体操競技選手権現地レポート 女子予選第11班

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■オーストラリア
MITCHELLEは結局欠場しエントリーされていない。
平均台からスタートし、落下は4人目のMOCTONのみということで、大過失こそ最小限にとどめたが、ふらつきが数名の選手に見られた。その中でもNEDOVは非常に美しい動きで演技をして、後転とび連続~後方伸身宙、後転とび連続~後方開脚宙などをしっかりと決めて14.266をマーク。このスコアは日本の寺本と並んで第10位、各国2名までの制限ルールに当てはめると8位であるが、タイブレークルールにより、Eスコアの高い寺本が8位を維持した。(その後、得点問い合わせあり)
ゆかはNEDOVにラインオーバーが出て、最後のMUNTEANUも最初の伸身前宙~前方かかえ込み2回宙で尻もちを着くということで、得点を期待された選手がミスを出したが、3人目のMILLERが前方1回ひねり~前方2回ひねり、後ろとびひねり後方かかえ込み2回宙~鹿とび、後方2回半ひねり~伸身前宙、後方屈身2回宙としっかりと決めて14.166を出した。
跳馬は最後のVIVIANのみが伸身ユルチェンコと価値点が低かったが、他の4人はユルチェンコとび1回ひねり。このうち、しっかりと開いて着地していたBROWNSが14.133をマーク。
最終種目の段違い平行棒では、MILLERがリチナ~ギンガーという非常に難しい組み合わせを実施。その後も、閉脚シュタルダー~閉脚シュタルダー半ひねり~イエーガーという組み合わせも行い、14.566をマーク。種目別順位も8位となる高得点であった。その後のMUNTEANUもトカチェフ~ギンガーを実施し13.866。
各種目にポイントゲッターとなる選手が高得点を出して、順当に得点を重ねたオーストラリアが218.034を出し、ドイツを上回り8位に入った。