第66回全日本団体・種目別選手権男子団体決勝

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○第1ローテ前半
KOANAMI(ゆか)45.350
 中島選手、大きなミス無く最後の3回ひねり止める。田中佑選手、最初前方2回半ひねり着地乱れるが大きなミス無くまとめる。内村選手、第2節で少し動いた以外は最後の後方3回ひねりを含むすべての着地を止めるほぼ完璧な出来。
日本体育大学(あん馬)42.900
 横山選手、白井選手と順調な滑り出し、城間選手も素晴らしい旋回で演技を通しきる。
仙台大学(つり輪)42.050
 全員大きなミス無く、順調な滑り出し。
早稲田大学(跳馬)46.350
 小倉選手、ロペスの着地で転倒はしなかったが大きく乱れる。
朝日生命(平行棒)43.950
 久保田選手、棒下ひねりで担ぎあげて力を使う。塚原選手、予選同様、Eスコアを意識した素晴らしい実施。最後の屈身2回宙の着地も止める。
市立船橋高校(鉄棒)42.650
 大技はないが丁寧な演技で全選手まとめる。
○第1ローテ後半
順天堂大学(ゆか)44.050
 野々村選手、前方2回半ひねりで両手を着く、最後の後方3回ひねりも大きく動く。加藤選手、2節目の前方2回半ひねりで少し詰まるがまずまずの実施で演技をまとめる。久永選手、前方屈身2回宙返りで入り、まずまずの実施で演技をまとめる。
徳洲会体操クラブ(あん馬)41.600
 田中和選手、ほぼ完璧な実施でガッツポーズ。齊藤選手、ロシアンで足をぶつけ停滞、さらに交差倒立が上がりきらず不安定な実施の演技となる。亀山選手、最初の交差倒立で前に出てしまい停滞、その後はあん部馬背でのフェドルチェンコなど内容の濃い構成を実施。
相好体操クラブ(つり輪)43.850
 全員大きなミスを出すこと無くこの種目を終了。
日本大学(跳馬)45.200
 アカピアン2選手、ドリッグス1選手、着地は動くが演技をまとめる。
筑波大学(平行棒)42.750
 所々で小さなミスがあったが全選手演技をまとめる。
関西高校(鉄棒)42.850
 神本選手、コールマンを決め、伸身新月面着地1歩。堀野選手、アドラー1回ひねり~雄大なヤマワキ。
○第2ローテ前半
関西高校(ゆか)43.000
 若さあふれる躍動感のある演技を披露。
順天堂大学(あん馬)44.950
 種目別予選1位通過の中出選手が価値点の高い構成をまずまずの実施で演じきる。この種目シードの今林選手も雄大な旋回でミス無く演じきりガッツポーズ。加藤選手も安定した実施でこの種目をノーミスで乗り切る。
徳洲会体操クラブ(つり輪)42.150
 田中和選手、振り上がり倒立でバランスをくずしかつぐ大きなミス。続く齊藤選手も途中落下、中瀬選手もグチョギーからのほんてん倒立で倒れてしてしまい得点を伸ばせず。
相好体操クラブ(跳馬)44.450
 古賀選手、着地で手をつくミス。宗像選手、ドリッグスで右に大きく動きライン減点。
日本大学(平行棒)40.000
 大石選手、チッペルトでバーに乗る。長野選手、ツイスト倒立を決めきれない等、慌ただしい演技。
筑波大学(鉄棒)42.750
 鬼塚選手、コールマンを決めるが落下あり。榊原選手、コバチで落下。
○第2ローテ後半
市立船橋高校(ゆか)43.700
 谷川、野々村、安定した実施で大きなミスのない演技、早坂は後方3回半ひねり~前方ひねりなど雄大に捌き15点台獲得。
KOANAMI(あん馬)44.050
 中島選手、素晴らしい実施で演じきる。小林選手、ウーグォニアンでバランスをくずしフェドルチェンコで落下。内村選手はほぼ完璧な実施でガッツポーズ。
日本体育大学(つり輪)44.800
 瀬島、鈴木康の2選手、力強い実施で得点を伸ばす。武田はF難度の後転中水平を取り入れた構成で実施もまずまず。15点平均に近いチーム得点を獲得。
仙台大学(跳馬)42.050
 尾崎選手、ユルチェンコ2回ひねりで手をつくミス。山本選手、ロペス着地1歩。
早稲田大学(平行棒)42.700
 武内選手、棒下ひねりで倒立外し、ホンマ後の振動倒立で力を使う。
朝日生命(鉄棒)43.100
 岡村選手、非常に丁寧な演技で伸身月面の着地を止める。山崎選手、カッシーナ、コールマンを懸垂。佐藤選手、アドラー1回ひねりでバランスを崩しかけるが、車輪をして立て直す。佐藤選手、ピータースでバランスを崩しかける。
○第3ローテ前半
朝日生命(ゆか)43.650
 久保田、山崎の2選手、まずまずの実施で演技をまとめる。岡村選手、後ろとびひねり前方屈身2回宙返りひねり、新月面、着地を見事に止める。最後の後方3回ひねりは少し動く。
市立船橋高校(あん馬)40.350
 鈴木選手、フロップで落下。谷川選手、安定した実施で演技をまとめる。前野選手、張りのある旋回で通しきりガッツポーズ。
KOANAMI(つり輪)44.450
 沖口選手、途中の振り上がり中水平が若干短かったようだったが全体てきには力強い実施で演技をまとめる。田中佑選手、美しい実施、着地は後ろに動く。小林選手、非常に力強い実施、惜しくもほんてん倒立でわずかにぶれる。
日本体育大学(跳馬)45.000
 城間選手、ドリッグスで尻もち。鈴木選手、ドラグレスクの着地姿勢が低く前に大きく動き手をマットにつくミス。白井選手、ドリッグスで大きく前に数歩動く。
仙台大学(平行棒)43.550
 小さなミスは目立つが、大過失なく乗り切る
早稲田大学(鉄棒)39.950
 佐藤選手、コールマンで落下。松田選手、コールマンで落下、途中で中間振動あり。
○第3ローテ後半
筑波大学(ゆか)43.100
 鬼塚、渡辺の2選手、大きなミス無く安定した演技。榊原選手は、途中ラインオーバー。
関西高校(あん馬)40.650
 星島選手、コンバインで落下。神本選手、交差倒立で前に出るがこらえ、通しきる。堀野選手、中身の濃い構成、途中ぶつけた部分があったが落下せず通しきる。
順天堂大学(つり輪)44.500
 加藤選手、大きなミスなく無難にまとめる。久永選手、力強い実施、月面ひねり着地止める。野々村選手、力強い実施で伸身月面も止めガッツポーズ。
徳洲会体操クラブ(跳馬)47.200
 中瀬選手、ユルチェン2回ひねり前に大きく着地1歩動く。齊藤選手、ヨーⅡで前に大きく着地1歩動く。佐藤選手、ドラグレスク着地1歩、場内歓声がわき上がる(16.450)。
相好体操クラブ(平行棒)43.400
 3選手ともに大きなミスなく乗り切る。
日本大学(鉄棒)41.750
 大坂谷選手、コールマンでバーに近づくが乗り切る。小林選手、コールマン、コバチ、伸身月面着地を止める。
○第4ローテ前半
日本大学(ゆか)43.700
 大石選手、最後の後方3回ひねりで大きく動く。竹井、長野の2選手、安定した実施で15点近い得点を獲得。
筑波大学(あん馬)41.200
 白鳥選手、後半詰まった演技となったが踏ん張る、下りがC。小田選手、演技をまとめる。
関西高校(つり輪)41.300
 星島選手、伸身ヤマワキ詰まる。神本選手、非常に正確で美しいな実施、前方屈身2回宙返りひねり止める。途中振動倒立でわずかにぶれたのが惜しまれる。
順天堂大学(跳馬)47.000
 今林選手、ドリッグス着地まとめる。加藤選手、ロペスに挑戦するが左に体重がかかり手をつくミス。野々村選手、ドリッグスの着地をまとめる
徳洲会体操クラブ(平行棒)45.950
 桑原選手、ヒーリー後の振動で力を使うが着地を止める。中瀬選手、昨日のミスを挽回する素晴らしい演技。田中和選手、屈身モリスエで少し前に流れてバランスを崩しかけるが修正し、最後の後方屈身2回宙下りの着地を止めて観客を沸かせる。
相好体操クラブ(鉄棒)44.500
 最初の2選手が大きなミスなくつなげ、小泉選手、余裕のある演技で魅了、最後の伸身月面の着地を止める。
○第4ローテ後半
早稲田大学(ゆか)41.750
 小倉選手、タマヨひねり(少し屈身気味)を成功、大きなミスはなかったが着地で動く場面が多かった。佐藤選手、2節目、3節目が詰まった着地となる、最後は後方3回ひねり。
朝日生命(あん馬)40.900
 岡村選手、大きなミス無くまとめる。佐藤選手、フロップで落下。塚原選手、安定感のある演技を披露。
市立船橋高校(つり輪)41.150
 鈴木選手、ホンマ十字で右手が離れ輪の中に入ってしまう。続く2人はまずまずの出来。
KOANAMI(跳馬)46.400
 小林選手、ドリッグス後ろに少しとぶ。内村選手、シューフェルト着地少し前にとぶ。沖口選手、ロペスの着地が低く体勢を崩し倒れこむ。
日本体育大学(平行棒)44.300
 武田、横山両選手が演技をまとめて着地を止め、盛り上がる。瀬島選手、素晴らしいドミトリエンコなど、いい流れで演技をしていたが、終盤の開脚浮腰上がりで倒立に収めきれず前振り上がりへ。
仙台大学(鉄棒)41.100
 古谷選手、カッシーナを決めるがコールマンで落下。尾崎選手、アドラーひねり~コールマンの大技を決めるが、カッシーナで落下。
○第5ローテ前半
仙台大学(ゆか)44.600
 菊池選手、タマヨ、伸身月面~前方宙返り臥と迫力の演技、3節、4節は少し動いたが最後の伸身2回宙返りを止める。
早稲田大学(あん馬)39.050
 藤原選手、大きなミス無くまとめる。佐藤選手、マジャールの終盤で落下。武内選手、フロップで落下しそうになるのをこらえたがウーグォニアンで落下。
朝日生命(つり輪)44.800
 山崎選手、丁寧な実施、着地は少し動いたが小さくガッツポーズ。岡村選手、種目別トップ通過の貫禄を見せる演技で高得点を獲得。塚原選手、安定した演技を披露。
市立船橋高校(跳馬)44.950
 谷川選手、ドリッグス着地右へ大きく動きライン減点。早坂選手、ドリッグスで尻もち。野々村選手、アカピアンをまとめる。
KOANAMI(平行棒)46.250
 植松選手、屈身ベーレ、チッペルト支持、屈身2回宙の着地を止める。小林選手、シャルロを決めるが、棒下ひねりで倒立収めきれず。しかし、その後、素晴らしい演技で屈身2回宙の着地を止める。棒下1回ひねり倒立で数歩前に動くが、屈身2回宙の着地を止める。順天堂大学に逆転され、社会人優勝チームとしての意地をみせた。
日本体育大学(鉄棒)44.350
 武田、横山両選手がいい演技で瀬島選手へバトンタッチ。瀬島選手、余裕あるコバチ、コールマンを決め、伸身新月面の着地を止める。
○第5ローテ後半
相好体操クラブ(ゆか)43.450
 外村選手、ほぼすべての着地を止める美しい演技だったが終末技がC。古賀選手、無難にまとめる。宗像選手、前半にタマヨひねり(伸身月面?)などダイナミックな技を成功、最後の月面も止める。
日本大学(あん馬)41.350
 大阪谷選手、危ない場面が続いたが通しきる。星野選手、腰高の安定感のある旋回での演技だったが途中落下。小林選手、シャープな線を最後までくずさず通しきる。
筑波大学(つり輪)41.050
 白鳥選手、大きなミスは無かったが下りがC。遠藤選手、安定した実施で演技をまとめる。
関西高校(跳馬)44.700
 横本選手、ドリッグスの着地で前に手をつくミス
順天堂大学(平行棒)46.400
 石川選手、丁寧な演技で最後の後方屈身2回宙の着地を止める。野々村選手、習熟度の高い演技をみせるが、着地わずかに動く。加藤選手、流れのある演技、着地で少し動く。
徳洲会体操クラブ(鉄棒)46.450
 齊藤選手、アドラーひねりで止まりそうになるがこらえてコールマン成功、カッシーナ成功。桑原選手、カッシーナ、コールマンをまとめ、伸身新月面の着地を止める。田中和選手、余裕のある技さばきで連続技を決め、最後、伸身新月面の着地を止める。
第6ローテ前半
徳洲会体操クラブ(ゆか)43.100
 亀山選手、途中の宙返り転で滑る。桑原選手、前半の宙返り連続で詰まる、前方2回ひねりでしりもち。佐藤選手、前方屈身2回宙返り止める、その後も安定した躍動感あふれる演技を披露。
相好体操クラブ(あん馬)40.450
 小泉選手、安定した実施で通しきりガッツポーズ。佐藤選手、交差倒立で停滞、終盤に2度落下。外村選手、美しい演技、C難度だが背面横移動ひねりという珍しい技を実施。終末技があわただしくなってしまったのが惜しまれる。
日本大学(つり輪)43.150
 長野選手、アザリアン脚上挙、F難度の後転中水平を取り入れた価値点の高い構成で伸身月面の着地も止める。
筑波大学(跳馬)46.750
 榊原、渡辺両選手、ドリッグスの着地をまとめる
関西高校(平行棒)42.800
 堀野選手、途中でダブルスイング。神本選手、習熟度の高い棒下系、屈身ベーレ、ヒーリー~前宙開脚抜きの素晴らしい連続、後方屈身2回宙の着地わずかに動く(16.000)。
順天堂大学(鉄棒)45.050
 石川選手、アドラー1回ひねりで振れもどるがその後まとめ、伸身新月面の着地を止める。野々村選手、NHK杯での失敗から大きな成長をみせ、今後に期待を持てる実施。加藤選手、落ち着いた演技で大きなミスなく最後の伸身新月面着地わずかに動く。
第6ローテ後半
日本体育大学(ゆか)44.150
 鈴木選手、宙返り連続で入り2節目に前方屈身2回宙返り、前に大きく3歩。白井白井選手、大きなミス無くまとめ観客席の応援に向かってガッツポーズ。佐藤選手、2節目に前方屈身2回宙返りを実施、前に大きく動く、その後は大きなミス無く最後は後方3回ひねり。
仙台大学(あん馬)41.950
 山本選手、ウーグォニアンでバランスをくずすが踏ん張る。演技終盤に落下。古谷選手、しっかりした安定感のある演技、着地後ガッツポーズ。
早稲田大学(つり輪)42.950
 藤原選手、武内選手、安定した実施で演技をまとめる。
朝日生命(跳馬)44.950
 久保田選手、アカピアンの着地を止める。山崎選手、ドリッグスで尻もち。
市立船橋高校(平行棒)42.550
丁寧な演技を続けるが着地は止め切れず。
KOANAMI(鉄棒)44.300
 内村選手、アドラーひねり~伸身トカチェフで落下。アドラー1回ひねりも倒立位を外すがヤマワキにつなげ、カッシーナ、伸身新月面着地を止める素晴らしい実施。田中佑選手、コールマン後にリバルコ行けず、アドラーひねりで倒立にはまりすぎ、コバチを実施できず、最後、伸身新月面の着地を決める。植松選手、カッシーナを決め、コバチ~コールマン連続で会場じゅう大歓声、しかし、アドラー1回ひねり~ヤマワキでバーを持ち損ね落下、その後、技をこなし、伸身月面の着地を止める
1位 順天堂大学    271.950
2位 KONAMI   270.800
3位 徳洲会体操クラブ 266.450
4位 日本体育大学   265.500
5位 朝日生命     261.350
6位 相好体操クラブ  260.100
7位 仙台大学     259.300
8位 市立船橋高校   255.350
9位 関西高校     255.300
10位 日本大学     255.150
11位 筑波大学     254.150
12位 早稲田大学    252.750
第5ローテーションを終わって順天堂大学とKONAMIとの差はわずか0.400順天堂大学がリード、最終ローテーション前半鉄棒を終わって順天堂大学が271.050で競技を終了。
KONAMIが順天堂大学を上回るにはは45.500以上が必要だったが、得点を伸ばせず栄冠は順天堂大学に。