ロンドン五輪レポート7女子予選2班

　現地7月29日、女子団体予選（2班）スタート。チームとしてはITA、AUSが出場。
■第1ローテ
イタリア段違い平行棒。
　FERLITO、シュタルダー1回ひねり、イエガー、前振りひねり前方2回宙の着地で前にとぶ。FASANA、雄大なフットトカチェフ、後方伸身2回宙まとめる。FERRARI、前半大逆手懸垂系の連続で足割れ、イエガー、死後月面着地1歩。CAMPANA、足が乱れるが片手軸1回ひねり～イエガー、最後、伸身2回宙で両膝を床につくミス。
オーストラリアゆか。
　LITTLE、屈身月面、月面の着地を止める、最後の後方屈身2回宙の着地で手をつくミス。MILLER、後ろとびひねり前方2回宙の着地で後ろに数歩下がる。BRENNAN、余裕ある月面～開脚ジャンプ、伸身前宙～前宙1回ひねり、後方屈身2回宙～開脚ジャンプ。MITCHELL、テンポ～後ろとびひねり前方2回宙～鹿とび、屈身月面着地で弾む、コサックターン、後方宙2回半ひねり～伸身前宙、後方屈身2回宙～開脚ジャンプ、いい流れの演技。
オーストラリア、イタリアともに大過失1名ずつで失敗をカバー。
ポーランドPIHAN‐KULESZAの平均台、開脚前宙～開脚側宙で落下、下りは後ろとびひねり前方2回宙着地動く。
■第2ローテ
イタリア平均台。
　FASANA、後転とび～後方宙で落下、その後も技を決め切れず、後方屈身2回宙着地1歩。FERRARI、前向きな演技でしっかり通す。PREZIOSA、いい流れで演技をしてきたが、最後の後方かかえ込み2回宙返り下りで手を前につくミス。FERLITO、Y字ターンでバランスを崩しかけるが持ちこたえる、ロンダート～後方宙2回半ひねり大きく弾む。
オーストラリア跳馬。
　BONORA、ユルチェンコ1回ひねり少しとぶ。BRENNAN、伸身ツカハラ1回半ひねり。MITCHELL、ユルチェンコ1回ひねりまとめる。LITTLE、ユルチェンコ2回ひねりまとめる。
イタリアが平均台で１つ取りこぼし。
　ウクライナKONONENKOの段違い平行棒、自身のオリジナル技トカチェフひねり～イエガーで落下。会場ため息。
　ポーランドPIHAN‐KULESZAのゆか、前宙1回ひねり～ロンダート～後転とび～後方宙2回半ひねり～鹿とび、後ろとびひねり前方2回宙～ジャンプ、片足上3回ターン成功、前方宙2回ひねり
■第3ローテ
イタリアゆか。
　PREZIOSA、最後の後方屈身2回宙の着地で後ろに弾みライン減点。FERRARI、新月面着地止める、月面～後方宙、後方屈身2回宙まとめる。いい演技。FERLITO、後方宙3回ひねり～鹿とび、テンポ～後転とび～後方宙2回半ひねり、後方屈身2回宙着地動きライン減点。FASANA、後方伸身2回宙着地少しとぶ、月面少しとぶ、Y字2回ターン成功、後方宙1回半ひねり～伸身前宙、後方屈身2回宙着地後ろにとぶ。
オーストラリア段違い平行棒。
　LITTLE、イエガー、フット1回ひねりなど丁寧に、後方伸身2回宙まとめる。BONORA、コマネチ宙でバーに足をぶつける、前方2回宙で前に大きくとぶ。BRENNAN、フット1回ひねり～トカチェフ、後方伸身2回宙1歩、少し慌ただしい演技。MILLER、閉脚シュタルダー1回ひねり～ギンガー、閉脚シュタルダーひねり～イエガー、月面着地を止める。
イタリア、ゆかで大きく巻き返す。オーストラリアも崩れずデッドヒート。
スイスSTEINGRUBERの跳馬、2本目の跳躍で右にはずれ着地で大きく崩れるミス。
■第4ローテ
イタリア跳馬。
　PREZIOSA、ユルチェンコ1回ひねり着地まとめる。FERRARI、ユルチェンコ2回ひねり、膝を少し曲げるが着地をまとめる。FERLITO、ユルチェンコ1回半ひねり着地まとめる。FASANA、ユルチェンコ1回半ひねり着地前に弾む。
オーストラリア平均台。
　LITTLE、前宙、開脚前宙～後転とび～後方開脚宙、メリハリのあるいい演技。BONORA、開脚前宙～後転とび～後方開脚宙、、オノディ、側宙で足を踏み外し落下。BRENNAN、開脚前宙～交差とび～アウエルバッハスワン、技ひとつひとつを丁寧にこなす、最後後方屈身2回宙で手をつくミス。MITCHELL、後転とび連続～後方閉脚宙きめる、開脚前宙でバランスを崩し大きく足を上げてしまうが持ちこたえる、後転とび連続～後方屈身2回宙着地後ろに弾む。
最終種目の平均台でオーストラリアが取りこぼし、1位イタリア168.397、2位オーストラリア166.721、3位ブラジル。混戦の女子団体。決勝に進出するため、イタリア、オーストラリアが取りこぼした一人分がこの先どうなるか…