第51回NHK杯男子2日目第5ローテ

報告者:

内村(平行棒)
棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ドミトリエンコ、屈身ベーレ、モリスエ、車輪ライヘルト、開脚前宙、ミスの無い正確な実施で、屈身2回宙返りの着地はわずかに動く
小林(平行棒)
棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ドミトリエンコ、モリスエ、ベーレ、チッペルト、順調に演技を進め屈身2回宙返りの着地は前に大きく1歩
加藤(平行棒)
ホンマ、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ベーレ、チッペルト、モリスエ、ここまでは順調に捌いてきたがヒーリーで脚をバーにぶつける、車輪ライヘルト、開脚前宙、屈身2回宙返りの着地はわずかに動く
山室(平行棒)
棒下宙返りひねり、チホンキフ、棒下宙返り、ベーレ、チッペルト、屈身2回宙返りの着地は後ろに1歩
野々村(平行棒)
ホ、ボヒ、ボ、ベ、シャデゥイ、チ、
ホンマ、棒下宙返りひねり、棒下宙返り倒立にはまらず少しぶれる、ベーレかかえこみになる、車輪ディアミドフ、チッペルト、屈身2回宙返りの着地はわずかに動く
田中和(平行棒)
棒下宙返りひねり少しぶれ手をわずかにずらす、チホンキフ、ドミトリエンコ、棒下宙返り、屈身ベーレ、モリスエ、Dツイスト、屈身2回宙返り止める
植松(ゆか)
宙返り2連続、魚後k、後方2回半ひねり~前宙ひねり、宙返り2連続、側宙1回ひねり、十字倒立、かかえこみ月面止める
田中佑(鉄棒)
コールマン~Cリバルコ、アドラーひねり~コバチ、アドラー1回ひねり~ヤマワキとしっかりと決めてきたものの、伸身新月面の着地で危うく尻もちをつく状態で大きく後ろに3歩ほど動いてしまった。これで植松が11位以内に入ってくれば田中佑の代表入りがかなり厳しくなる状態となった。
星(鉄棒)
コールマンをきれいに決めた後、リバルコ、エンドー1回ひねり~大逆手エンドーで非常にきれいな捌きを見せた。最後は伸身月面でしっかりと着地を止めた。
石川(鉄棒)
アドラーひねりで若干の軸ぶれ、終末技の伸身新月面で後ろに一歩下がってしまったものの、コールマンなど大技でもきれいな実施を見せた。
岡(鉄棒)
コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキはしっかり決めたが、アドラーひねりの後、伸身トカチェフとの間に車輪が入ってしまった。終末技の伸身新月面はうまくまとめた。
沖口(鉄棒)
今日はコールマンを抜いた構成。アドラー1回ひねり~ヤマワキはしっかりと決めて演技をまとめてきた。最後の伸身新月面は見事に着地を止めた。
齋藤(鉄棒)
カッシーナは見事に決めたが、コールマンでやや詰まってしまい、その後の車輪が若干乱れた。そして、終末技の伸身月面は着地を止めた。
水鳥(あん馬)
一部バランスを崩すところがあったが、全体的にいい演技。終末技はC難度。大きなミスを出さず、あん馬を無事乗り切った。
※田中佑の鉄棒の点数により、鉄棒のスペシャリスト枠争いが混沌としてきた。水鳥が11位内に入らなければ、全日本1日目で田中佑が1位となり、昨日の1位と合わせて田中佑が1位を二つ。植松はこのままでいけば全日本2日目と今日で1位が二つと、二人が並ぶことになる。水鳥の順位によって、鉄棒の枠が決まるといってもいい状態となった。しかし、植松も現在9位である為、植松も最後のあん馬でミスを出さずに現在の順位を維持する必要がある。
本当に混沌とした争いとなったといえよう。