2011世界体操選手権女子団体決勝第2ローテーション

報告者:

跳馬
FRANCIS, Danusia (GBR) ユルチェンコ1回ひねり、着地で跳んでしまう
WHELAN, Hannah (GBR)  ユルチェンコ1回半ひねり、少し動く
CAIRNS, Imogen (GBR)  ユルチェンコ1回半ひねり
JAROSCH, Nadine (GER) ユルチェンコ1回半ひねり、前に一歩動く
SEITZ, Elisabeth (GER) ユルチェンコ2回ひねり、ひねり不足でちゃくちまとめる 
CHUSOVITINA, Oksana (GER) チュソビチナ(前転とび前宙1回半)、少し後ろに弾む
段違い平行棒
DEMENTYEVA(RUS) シュタルダー1回ひねり~閉脚フット倒立ひねり~イエガー、ホップターン~トカチェフ~前振りひねり低棒倒立、レイ、伸身2回宙返り下り、正確な演技実施着地も止める。
KOMOVA(RUS) 閉脚フットシャポシュニコワ、パク、マロニー、閉脚シュタルダーひねり~伸身イエガー、閉脚シュタルダー1回ひねり~トカチェフ、前振りひねり低棒倒立、かかえこみ月面、非常に安定感のある正確が演技実施で着地も止め
NABIEVA(RUS) シュタルダー1回ひねり~閉脚フットシャポシュニコワ~パク~シュタルダー1回ひねり~マロニー、閉脚シュタルダーひねり~イエガー、閉脚フット1回ひねり~かかえこみ月面、非常にパワフルな演技実施で着地も止め
VEGA(USA) エンドーひねり~ギンガー、シュタルダー1回ひねり~閉脚トカチェフ、トカチェフ、前振りひねり低棒倒立、レイ、かかえこみ月面、安定した実施で最後の着地も止める。
WIEBER(USA) 低棒でロシアンキッペ~ロシアンキッペひねり、閉脚フットシャポシュニコワ、前振りひねり低棒倒立~レイ、閉脚フット1回ひねり~トカチェフ、伸身ダブル、安定した実施で着地も止める。
DOUGLAS(USA) 閉脚シュタルダー~閉脚シュタルダー1回ひねり~非常に雄大なトカチェフ~パク、レイ、閉脚シュタルダーひねり大逆手~大逆手エンドーひねり、シュタルダー1回ひねり~かかえこみ月面、トカチェフやレイをひときわ雄大に捌き演技全体も安定していた。着地はわずかに動く。
平均台
RACEA, Elenaelia (ROU) 後転とび~後方宙1回ひねりでふらつきがあったが、開脚前宙~後転とび~後方かかえ込み宙などその後はきれいにまとめた。
PONOR, Catalina (ROU) 2回ターンや屈身月面下りはしなかったが、オノディ~後転とび~テンポ宙、開脚前宙~後転とび~後方開脚宙と、シリーズ技が豊富な構成を決めた。
PORGRAS, Ana (ROU) 予選ではミスが出ていたが今日はきれいに決めた。後転とび連続~後方伸身宙、開脚前宙~羊とびなど、全く危なげない実施で15.300(D6.5)を出した。
YAO, Jinnan (CHN) スタンド1回ひねりは高さもある余裕の実施で場内を沸かせた。更に後転とび連続~後方伸身宙もピタリと決めて、かなり安定感のある演技をした。
TAN, Sixin (CHN) 後転とび連続~後方伸身宙で落下。更にかかえ込み前宙でもふらつきを見せた。
SUI, Lu (CHN) コルブト後転とび、グリゴラス(前方宙返りひねり)、交差輪とび、前方伸身宙返り~後転とび後方屈身宙返り、片脚水平1回ターン、かかえこみ側宙、ウルフとび~開脚とび~ひつじとび、交差とび~後方かかえこみ宙返り、屈身ダブル、ほぼ完璧な実施で着地も止めた。
ゆか
CAIRNS(AUS) かかえこみアラビアンダブル、開脚とび1回半ひねり、非常に高さのある後方宙返り3回ひねり、交差とび、交差とび1回ひねり、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り1回ひねり、かかえこみダブル
MILLER(AUS) 3回ターン、かかえこみアラビアンダブル~鹿とび、前伸身宙返り~前方宙返り2回ひねり、交差輪跳び、開脚とび1回ひねり、開脚とび1回半ひねり、前方宙返り1回ひねり~前方宙返りひねり
MITCHELL, Lauren (AUS) 予選で失敗していた後方2回半~伸身前宙もきれいに決めて、屈身月面、屈身ダブルもそれぞれジャンプにきれいにつなげて加点を稼いだ。Dスコアを6.3として14.900をマーク。
OSHIMA, Kyoko (JPN)  後方宙返り2回半ひねり~前方宙返りひねり、前方宙返り1回ひねりで少し膝を突っ張った着地となったがうまく着地する、交差輪とび、開脚とび1回ひねり、後方宙返り2回ひねり、片脚水平1回半ターン、屈身ダブルで少し前のめりの着地になったがこらえる。
TANAKA, Rie (JPN) 伸身前宙2回ひねり~伸身前宙半ひねりはラインぎりぎり。そして、後方1回半~前方1回で蹴りが合わず2つ目の宙返りが半ひねりになって、着地も手を着きかけるミス。12点台に留まった。
TSURUMI, Koko (JPN) 最近不安定の2本目のシリーズである前方2回ひねり~鹿とびがきれいに決まり、最後の屈身ダブルも着地を止める演技。平均台に続いてほぼ完ぺきな実施となった。14.058(D5.5)と点数を伸ばした。
アメリカが二人が着地を止める安定した演技で段違い平行棒でも高得点をマーク。それ以上にKOMOVAの高得点で得点を稼いだロシアだが、跳馬での2点以上の差を埋めることが出来ず。引き続きアメリカがトップをキープ。中国は平均台での落下が響き、この種目でも得点を伸ばせず。日本は大島、田中とミスが出て39点台に留まり最下位に転落。また、ドイツがCHUSOVITINAを筆頭に跳馬で高得点をマークして4位に上がってきた。ルーマニアもPONOR、PORGRASの高得点で最下位から5位に上がった。
1位 アメリカ 90.681
2位 ロシア 89.197
3位 中国 87.964
4位 ドイツ 85.815
5位 ルーマニア 85.131
6位 オーストラリア 83.699
7位 イギリス 83.498
8位 日本 83.190