ロッテルダム世界選手権現地レポート（種目別決勝）女子平均台

　現地10月24日種目別決勝の模様をレポートします。
■SACRAMONE Alicia(USA)予選7位
　屈身前宙上がり、交差とび1回ひねり、前宙、後転とび～後方伸身宙、ジョンソン、屈身前宙～後方開脚伸身宙、後転とび～閉脚後転とび～後方屈身2回宙後ろ1歩）⇒15.066
■MITCHELL Lauren(AUS)予選5位
　後転とび～閉脚後転とび～後方閉脚伸身宙返り、しゃがみ立ち3回ターン(今日は完全に回る！）、交差とびひねり（バランスを少し崩して後に続けず）、後方宙、開脚前宙～交差とび～前宙、交差輪とび、後転とび～閉脚後転とび～後方屈身2回宙(前に1歩）⇒15.200
■BROSS Rebecca(USA)予選2位
　しゃがみ立ち1回ターン、後ろとびひねり前宙、開脚前宙～後転とび～後方開脚伸身宙、交差とび～後方宙、羊とび、交差輪とび(E・ややバランス崩す）、かかえ込み側宙、前宙（やや前に動く）、後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返り下り（後ろにわずかに1歩）⇒15.233
■DEMYANCHUK Yana(UKR)予選8位
　ロンダート～後方宙1回ひねり、交差とび1回ひねり、交差とびひねり、側宙1/4ひねり（後ろに動く）、開脚前宙～交差とび、後方宙、羊とび、片足水平上げターン、（つま先をわざと曲げる）ロンダート～後方屈身2回宙返り下り(粘るが後ろにしりもち)⇒13.733
■PORGRAS Ana(ROU)予選1位
　開脚前宙～羊とび、後転とび～閉脚後転とび～後方閉脚伸身宙返り(ややバランス崩す)、交差輪とび、側宙1/4ひねり、かかえ込み側宙、交差とび～後方宙、後転とび～閉脚後転とび～後方屈身2回宙(低い着地で前に1歩)⇒15.366
■DENG Linlin(CHN)予選4位
　かかえ込み前宙(屈身やらず)、後転とび～閉脚後転とび～後方閉脚伸身宙（ややバランス崩す）、屈身側宙、羊とび～後方宙、開脚前宙～屈身コルブト、後転とび～閉脚後転とび～後方屈身2回宙(後ろ1歩)⇒15.233
■MUSTAFINA Aliya(RUS)予選6位
　片足上2回ターン(ややバランス崩す）、後ろとびひねり前方かかえこみ宙返り(落下)、後転とび～後方開脚伸身宙返り、交差輪とび、前方開脚伸身宙返り～オノディ、側方宙返り1/4ひねり、後方伸身宙返り3回ひねり下り(右後ろに1歩)⇒13.766
■DEMENTYEVA Anna(RUS)予選3位
　片足を後ろに振り上げながら1回ターン(ややバランス崩す)、交差とび、オノディ、開脚前宙（落下）羊とび、ロンダート～後方閉脚伸身宙(後ろに動く)、側宙1/4ひねり、ロンダート～閉脚後転とび～後方宙3回ひねり(右に1歩)⇒13.966
★予選を通じてまったく不安を感じさせない演技を続けるPORGRASが今大会ルーマニア初のメダル、しかも金メダルを獲得した。他の選手はバランスを崩すなどして技が抜けたり、連続技に出来なかったり、更には落下もするなど、堅さの見られる演技が続いた。その中でもミスを最小限に抑えたBROSS、そして団体戦とは大きく構成が変わってしまったが大過失のなかったDENGが2位タイになった。
　PORGRASに関しては連続技のところで全く停滞をせず続けるのが持ち味。予選トップ通過でありながら、ルーマニアがこれまでメダル０という大ピンチにいる中、プレッシャーを跳ね除け、自分の持ち味をいかんなく発揮した金メダルであった。
順位
1位　PORGRAS
2位　BROSS、DENG
4位　MITCHELL
5位　SACRAMONE
6位　DEMENTYEVA
7位　MUSTAFINA
8位　DEMYANCHUK