ロッテルダム世界選手権現地レポート(男子団体決勝)2
現地10月21日男子団体決勝第2ローテの模様をレポートします。
<第1セッション>
■日本
<あん馬>
小林研也、逆交差倒立、D前移動、シバド、Eフロップ、Dコンバイン、ウゴニアン、下向き1080度転向、転向倒立ひねり移動下り(止まりそうになる)
中島立貴、逆交差倒立、Dコンバイン、ウゴニアン、シバド、マジャール、Eフロップ、転向倒立ひねり移動下り(得点が出ず待たされるが素晴らしい演技)
内村航平、逆交差倒立(右手を前に動かしてしまう)、Eフロップ、Dコンバイン、ウゴニアン、マジャール、シバド、転向倒立ひねり移動下り
予選時の失敗を払しょくする小林の演技、内村にミスも出たが中国を追い上げる。
■イギリス
<つり輪>
THOMAS、アザリアン十字、振動から十字倒立、上水平、ヤマワキ連続、振り上がり倒立、伸身月面(着地止まる)
SEAGER、振り上がり中水平、アザリアン十字、け上がり中水平、引き上げ十字倒立、ヤマワキ連続~振り上がり倒立、ほん転倒立(前に倒れる)、シンピ倒立(かなり乱れる)新月面(前1歩)
PANTELEYMONOV、け上がり中水平、ナカヤマ十字、アザリアン十字、後ろ振り上がり上水平、ヤマワキ連続、伸身月面(わずかに後ろに1歩)
■ロシア
<跳馬>
CHERKASOV、ドリッグス(マットから左に大きく出る)
BELYAVSKIY、ドリッグス(左に1歩)
GOLOTSUTSKOV、屈身ツカラハ宙返り(後ろに2歩大きく動く)
■フランス
<平行棒>
WILLIG、逆上がり、ヒーリー(腰曲がり)、チッペルト(ひざ)、後方屈身2回宙(着地後ろにとぶ)
TOMMASONE、逆上がりひねり、棒下、車輪ディアミドフ(握りなおし)、ヒーリー、後方屈身2回宙(前にとぶ)
SABOT、棒下単棒倒立(バランスを崩しゆがむが立て直す)、棒下ひねり、棒下、ドミトリエンコ、ヒーリー、チッペルト、後方屈身2回宙(着地動く)
<第2セッション>
■中国
<あん馬>
YAN Mingyong、D下向き転向移動、Eフロップ、両把手間での下向き1080度、交差ひねり、マジャール、シバド、転向倒立ひねり移動下り(浮腰姿勢で止まり終末技カウントされず)
LU Bo、シュピンデル、トンフィー、Dコンバイン、Eフロップ、下向き1080度転向、マジャール、シバド、交差ひねり、転向倒立ひねり移動下り(無難な演技)
TENG Haibin、シュピンデル、ウゴニアン、Eフロップ、両把手間720度転向、マジャール移動、シバド移動、Eフロップ、交差ひねり、転向倒立移動ひねり下り(素晴らしい演技)
YANのミスを帳消しにするLUとTENGの演技。しかし、日本との差が縮まる。
■アメリカ
<つり輪>
CAMERON、け上がり中水平、アザリアン十字、振り上がり中水平、ナカヤマ十字、かかえ込みヤマワキ、中水平、ほん転倒立、屈身ヤマワキ、伸身月面(前に大きく動き、マットから出そうになる)
HORTON、逆上がり中水平、アザリアン十字、振り上がり十字倒立、屈身ヤマワキ、振り上がり上水平、振り上がり中水平、ナカヤマ十字、新月面(着地止まる)
WYNN、逆上がり中水平、ナカヤマ十字、振り上がり十字倒立、屈身ヤマワキ、振り上がり中水平、アザリアン十字、振り上がり上水平、ほん転倒立(揺れる)、前方車輪(やや揺れる)、新月面(後ろ1歩)
■ドイツ
<跳馬>
KRIMMER、ユルチェンコ2回ひねり(後ろ1歩)
BOY、ローチェ(後ろ1歩)
FAHRIG、ドラグレスクはせずにローチェ(前1歩、アップで着地を止めるほど余裕)
■韓国
<平行棒>
KIM Soo Myun、前半ミス、ドミトリエンコ、ベーレ、モリスエ、ヒーリー(腰まがり)、後方屈身2回宙(着地は止める)
YOO Won Chul、棒下、ベーレ、屈身モリスエ、ドミトリエンコ、ヒーリー、前方開脚5/4宙返り腕支持、チッペルト、棒上、後方屈身2回宙(右足大きく1歩)
HA Changju、棒下ひねり(担ぎあげてしまうミス)、棒下、モリスエ、ヒーリー、後方屈身2回宙(着地1歩)