第64回全日本体操競技選手権大会(個人総合選手権) 事前記者会見

報告者:

鶴見虹子選手(朝日生命体操クラブ)
 去年と技は変わっていないので完成度を重視した取り組みで望んでいます。もちろん優勝したい気持ちはありますが、いい演技をすることが最大の目標です。この時期はこれまであまりいい演技ができていないので、全種目着地を止めて、倒立姿勢も正確に決める完璧な演技を目指します。
 以前行った左手甲の手術した部分を2月に再手術しました。埋めてあるプレートの一部分が筋に当たっていたので、筋を痛めないようにするための措置です。新しい技はこの大会で行う予定はありませんが、大会が終われば次に向けて取り組む予定です。
 22か月合宿では、練習に集中することで、その内容が充実していることに気付きました。その充実感から、改めて練習の大切さを学んでいる気がします。
 世界選手権の個人総合メダル獲得をしてから初めての国内個人総合の大会になりますが、世界選手権では失敗せず減点の少ない演技がメダル獲得につながりました。今回もそれを実践できればと思います。
               
内村航平選手(日本体育大学)
 特に怪我もなく調子も悪くないので、2日間うまく調整して試合に臨みたいと思います。今日(5月6日)の練習は調子良かったので良い試合ができそうです。
 世界選手権で個人総合優勝しているので、ファンのみなさんもそういう目でみてくれていると思いますので、それを力に変えて頑張りたいと思います。
 今回は、あん馬とつり輪でDスコアを0.20ずつ上げて臨みますが、そこがうまくいけばいいなと思っています。
 世界チャンピオンとして負けられないという思いもありますが、自分の演技をしっかりやることが大切と思っていますので、練習通りのことを試合に出し、2日間ノーミスで着地もしっかりと止めて行きたいです。