豊田国際2日目記者会見
報告者:
■黒田真由選手
いつもの試合のときは、自分の演技をすることを目標にしているので、昨日の段違い平行棒で落下するという予想外のミスはとても残念でした。そのこともあって今日の平均台は、気持ちを切り替えて演技しようと心がけて臨みました。側宙でのふらつきがありましたが、全体的にいいリズムで演技ができて満足のいく今年最後の試合となりました。
黒田選手
■冨田洋之選手
大会前、感謝の気持ちを込めて演技することを思い描いていて、大きな失敗なく終えられたことでホッとしていますし、表彰台にあがれて満足しています。平行棒では演技に入る前に、前の演技の採点がなかなかでなかったことで時間があり、観客の方々の応援が次から次に聞こえてきて少し感情が入りそうになりましたが、集中しないといけないと思い直しました。
入り技で手が滑った感覚があったので、急きょ演技構成を変更して対処しましたが、これまで練習を継続してきたからこそできるようになったことだと今振り返れば思います。
あと、体操を知らない方でもみていてわかるのは着地を止めることなので、今日出場する2種目は狙っていました。平行棒は動いてしまいましたが、鉄棒では決められてよかったです。
国内ではそれぞれ能力が高い選手がいますし、それぞれが切磋琢磨していけば、これからもいい成績を残していけると思います。そして日本の体操は美しいと常に言ってもらえるようなチームであり続けること、それをこれからの選手たちには伝えていきたいです。20年という競技生活は本当に幸せでした。ありがとうございました。
ありがとう