2次予選 男子

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 男子トップ通過は内村航平選手(日本体育大学)。平行棒を無難にスタート。鉄棒では最初の手放し技「屈身コバチ」において、手首で懸垂する状況になったが、車輪をまわりながら修正し、その後、「コバチ」「コールマン」を決めた。得意のゆかで得点を伸ばし、あん馬では途中でバランスを崩したがもちこたえ、最終種目の「ユルチェンコ2回半ひねり」を決めた。
 2位冨田洋之選手(セントラルスポーツ)は、最初のゆかで宙返り連続のミス、終末の宙返りがすでに実施した技になり難度認定されずA得点を大きく落とし30位のスタートとなった。あん馬でも一部バランスを崩したが、つり輪から得点を伸ばした。
 1位内村、2位冨田、3位星、4位鹿島、4位水鳥、6位田中和
 男子も女子も全体的にミスの目立つ初日となった。選手の夢であるオリンピック代表選考という緊張感、上限のなくなったことで演技の習熟度を高められず、4月という早い時期の競技会ということもミスの多く出た理由と考えられる。いずれにしてもどの選手にもアドバンテージが与えられていない今大会。最後まであきらめずに取り組む姿勢をまずは期待したい。