スポーツ選手活用体力向上事業報告:東京
1)講師 水島宏一
2)場所 東京都八王子市立第5小学校
3)期日 平成24年8月31日
4)対象
講話:全校児童 1年生89名 2年生71名 3年生84名 4年生87名 5年生85名 6年生81名
実技:5年生と6年生
5)趣旨
昨年度より研究教科を「体育」とし、校内研究に取り組み、さらに、今年度から、八王子市教育委員会研究指定校となり、児童の体力向上をめざし授業改善に努めている。しかし、運動している子供としていない子の二極化はなかなか埋まらずにいる。そこで、トップアスリートの卓越した動きに触れさせることで、練習すること・正しい生活習慣の大切さ、スポーツのすばらしさを感じ、運動の日常化の推進及び運動に対する興味・関心を目指したい。また、このことは教員の指導力向上へもつながることは言うまでもない。
6)事業内容(プログラム)の紹介
まず,全校児童に対して,何か一つ継続することの大切さについて,「運動と勉強」を題材に話しをした。その後,5年生と6年生を対象に簡単な模範演技を行い,それぞれ45分間ずつ実技指導を行った。指導内容は,両学年ともに前転,大きな前転,開脚前転,後転を指導した。前転系に関しては,スピードの付け方を知ってもらうためにいろいろな前転を経験してもらった。また,後転は手の役割と手を着くタイミングを指導した。全体的に活動当初は,少し慣れない動きであったため,上手く体を動かすことができなかったが,少しずつ各児童がコツを得て上手く転がれるようになった。
7)報告・感想
夏休み明けすぐの事業で少し不安だったが,講話では児童全員が笑顔で私を迎えてくれて,ほんとに安心して活動することができた。また,実技指導の場面では,私の指示をしっかりと聞いて活動してくれて,笑顔で「できたよ」とか「スピードがつくようになった!」など嬉しい感想を一杯聞かせてくれた。