スポーツ選手活用体力向上事業報告:三重

■講師 水鳥舞夏
■場所 三重県 四日市市立三浜小学校
■期日 平成23年9月29日(木)
■対象
 講話 全校児童92名
 実技 5年生20名 6年生22名
■趣旨
 本校は全校児童92名の小規模の学校である。放課後、社会体育で少年団に入部している児童はいるが、放課後等に運動を行っている児童は少ない。また、少人数であるがゆえに、運動内容に制限があり、時には複数学年で一緒に授業を実施している。さらに運動に関する興味関心や競争心があまり高くなく十分に運動の楽しさを味わうことも少ない。そこで、本事業において、運動の楽しみ方や、おもしろさに触れることで、主体的に体を動かすきっかけをつくることを目的とする。
■事業内容 講話・質疑応答 マット
■報告・感想
 5,6年生合同で行った。音楽に合わせて柔軟やストレッチ、ジャンプなどをしてウォーミングアップを行った。見学に来ていたご父兄の皆さん、学校の先生方も一緒にウォーミングアップに参加してくれたり、とてもアットホームな雰囲気だった。
 マットでは、ポイントなどを説明する前に、児童の前転を見せてもらった。その後、説明をし、今回は「奇麗な前転」をテーマに練習をした。ポーズから始まり、ポーズで終わること。膝をくっつけて起き上がること。赤白帽を膝に挟み、手を前にしてサッと起き上がる。この練習で、ほとんどの児童が「奇麗な前転」に変化していった。児童よりも、見学に来ていたご父兄の皆さん、学校の先生方の方が、変化に驚いていた。赤白帽を落とさず出来たことを嬉しそうに報告に来たり、他の人が出来ているのかが気になり、待っている間もよく見ていたり、とても楽しそうに練習をしていた。
 講話では、「スポーツの楽しさ」についての話をした。生徒からの質問に答えながら私自身も楽しい時間を過ごすことが出来た。
ありがとうございました。