体操情報に対する日本体操協会の取り組み姿勢について
2003年6月14日に配信いたしました通達につきまして、一部修正し、改めて再掲させていただきます。
体操情報に対する日本体操協会の取り組み姿勢についてご理解、ご協力を賜りますよう、広く一 般にご通達いたします。
2002年末、ルーマニア体操競技女子金メダリストにおけるほぼ全裸に近い状態での演技動画の販売、テレビ放送、写真掲載は、日本のみならず、全世界に衝撃を与えました。そしてその行為は「体操 競技を侮辱するもの」として大々的に世界的に非難され、選手自身も体操界や社会の裁きを受ける事態へと発展しました。
最近でも、一部の心ないマスコミによって「新体操」の文字を使った興味本位の記事が露出するなど,モラルを欠いたタイトルや内容に対し、我が国の体操を統括する団体の責任の下、断固として抗議いたします。
また、マスコミ関係の方々におかれましては、全国で真摯に体操競技、新体操、トランポリンの選手をめざしている青少年達とその関係者のためにも、スポーツとして相応しい取材、報道、編集などの活動をしていただきますよう、そして、体操というスポーツを通じて指導に携わっている方々におかれましては、いかなる理由があろうとも、前述のような行為をしない、させないという環境の醸成と選手指導にご協力いただきますようお願い申し上げます。
公益財団法人 日本体操協会