スポーツ選手活用体力向上事業報告:兵庫

1)講師 水島宏一
2)場所 兵庫県篠山市立福住小学校
3)期日 平成23年10月26日
4)対象 1年生 8人 2年 9人 3年 9人 4年 12人 5年 6人 6年 12人 計56人
5)趣旨 
 少人数であるため、運動に関する刺激が少ない。野球のスポーツクラブに所属している児童たちは高いレベルを知っているが、他のスポーツに関しては知らないことも多く、技を話すとはじめから「無理」という反応をする。そこで人間の持つ身体能力の可能性を見せていただき、ここまでやれるんだという意欲付けにしていきたい。
6)事業内容
 はじめに、食べ物や運動の好き嫌いと継続することの大切さについて講話をした。その後、模範演技として小学校で学習するマット運動の技のポイントを説明しながら、一つずつ技を行った。最後にそれらの技をいくつか組み合わせて、演技を行った。そして、マットの置き方を変えて、全校児童でマット運動を行った。 
 内容は、マットを使っての運動遊びを中心に最終的に前転を行った。運動遊びでは、動物歩き(クマ、ウマ、ワニ)で前にゆっくり進んだり、早く進んだり、後ろに進んだりして遊んだ。また、転がる運動としては、丸太転がりで思うがまま横へ転がったり、手と足を床につかないように体をピーンとして転がった。そして、最後の前転は、うまく転がれない原因である頭頂部がついたり、スピードが無いため起き上がれないなどを修正するための運動を色々行った。はじめは、うまく体を動かすことができなかったが、この事業が終わる頃には、多くの児童たちの前転がうまく転がれるようになったり、スピードがついた前転へと変わっていった。じつに素直な子どもたちで、活発に楽しそうに動いてくれた。また、大勢の保護者の方も寒い中、参観していただいた。
7)報告・感想 報告・感想などをお書きください。
 事業を行った小学校は、自然豊かな場所にあり、私が小学校期を過ごした小学校時代を思い出させる風景だった。この環境の中でいっぱい遊び、自然を通して色々なことを学んでもらいたいと感じた。
 最後に校長先生や先生方、そして指導主事の方には、準備や事業中に色々とお世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。