スポーツ選手活用体力向上事業報告:高知
1)指導場所 高知県 吾北小学校
2)期日 平成23年10月17日(月)
3)指導対象生徒 小学5年~6年 37名
4)講師 渡邊 光昭
5)吾北小学校趣旨
体操競技吾北小学校の児童は、様々なことに意欲的に取り組むことができており、4月からの毎朝の体力・意欲向上のためのマラソンや運動に積極的に取り組み、?しずつではあるが成果を上げている。学んだことを素直に吸収できる児童に、陸上や体操の専門家に指導をしていただくことで、スポーツの楽しさを味わわせるとともに、技術の向上を図りたい。
6)報告
当日、元気で明るい生徒達に迎えられ体育館に入る。吾北小学校の生徒は皆、やる気に満ちた顔つきで元気良く挨拶をしてくれたことに大変感激した。また、先生方の対応にも一生懸命さがうかがえ感謝の気持ちでいっぱいになった。
●指導内容
1.準備体操(運動量や感覚練習も含め怪我防止を念頭に実施した)
2.柔 軟(生徒の現状を踏まえ、正しい柔軟運動の仕方を伝える)
3.マット運動
①『倒立を一人でできるようにしよう!』をテーマに、抱え込み型の『お団子倒立』から脚を伸ばした倒立まで生徒自身の感覚を確認しながら段階指導を行った。中には倒立静止が出来るまでになる生徒もおり、『できそう!』という感覚を身に付けられたことは生徒にとって大きな成果ではないかと思われる。
②『前転』起き上がり技術を練習し、次に回転技術と形の修正練習を実施した。
4.跳び箱運動
・踏み切り板を使った跳躍運動に慣れてもらうことと、恐怖心を排除するために、跳び箱は使わず、体育館の舞台を利用した。
・踏切からの跳び上がり・踏切からの開脚姿勢・踏切からの前転(台上前転)
生徒は落ちる心配が無い分、楽しそうに積極的に何回もチャレンジしていた。感覚作りには良い方法ではないかと改めて感じた。