スポーツ選手活用体力向上事業:福岡
《場所》 福岡県 学校法人恵光学園 くさみ幼稚園・ホール
《期日》 平成22年7月8日 木曜日
《対象生徒》 年少 35名 年中 36名 年長 23名
《報告》
元気いっぱいの挨拶で教室がスタートした。初めに、私の演技披露をしてから、全員で準備体操を行った。簡単な体操やバランス運動をしたり、みんなで大きな声で号令を掛けながら、楽しい準備運動が出来た。その後、年少、年中、年長に分かれて授業を行った。
◆年少 マット遊び
「クマさん歩き」や、マットの上を転がったりして、体を動かした。クマさん歩きは、道を決めず、自由に友達とぶつからない様に歩き、先生がトンネルになり、その下をくぐったり、子ども達の発想で、赤ちゃんクマさんから子どもクマさんになり、最後はパパクマさん、ママクマさんになって元気良く歩き回った。
◆年中 マット遊び
準備運動をしてから、少し時間が経っていたので、簡単な体操をしてから始めた。マットの上で「だるまさん」をした。何人かは脚を持たずに転がって起き上がることが出来たが、ほとんどの子どもが、足を持っても転がったままで起き上がれなかった。
その後、手と足で違う動きをしたり、頭を使って体を動かした。少し大変そうだったが、ゆっくりやれば、全員出来た。
◆年長 前転・サーキット
年中同様、簡単な体操をしてから始めた。坂を使って前転をし、平均台を歩いて、跳び箱の上からジャンプする。この3つをサーキット形式で行った。前転は、ほぼ全員出来た。みんな体を丸くして、上手に転がって起き上がれた。大きな声で号令を掛け、とても楽しそうに元気良く練習していた。その後、右手と左手で違う動きをし、頭を使って体を動かした。更に足も違う動き。少しずつ難しくしたが、ほとんどの子ども達が最後まで出来た。
みんな、とても元気良く楽しく体操をしてくれた。「まっすぐ」とか「力を入れる」と言うよりも、「ピシッ」「ギュッ」「フニャフニャ」と言う擬音語の方が子ども達に伝わりやすく、反応が良かった。褒められた時は、とても嬉しそうな顔をして、やる前は必ずと言っていいほど「見てて!」と言われ、私自身もとても楽しく授業ができた。
今回も貴重な体験をさせていただいたことに、大変感謝しています。
くさみ幼稚園の皆様、体育協会の皆様、ならびに、福岡県私学学事振興局私学振興課の皆様、本当にありがとうございました。