スポーツ選手活用体力向上事業：鹿児島

１）指導場所
　・鹿児島県　奄美市　屋仁小学校
２）期日
　・平成22年6月9日（水）
３）指導対象生徒
　1年生～6年生　21名
４）講師
　・渡邊光昭
５）屋仁小学校趣旨
　運動への興味はあるものの、極少人数であるために刺激が少なく、運動能力の向上が図られていないので、本格的に指導していただくことで、子ども達の意識を高めたい。
６）報告
　当日は奄美市、梅雨の合間の晴天でとても清々しい朝を向かえ、気持ちも充実しながら、ホテルから屋仁小学校に向かった。
　全校生徒の数は1年生から6年生までで21名という極小規模の小学校ではあるが、生徒一人ひとりに元気があり、しっかりと挨拶ができる頼もしい子ども達ばかりだった。指導は通常体育館で実施されるが、当日の指導は気持ち良いほどの景色と美味しい空気を存分に満喫しながら芝生の校庭にてマット運動・鉄棒指導を実施した。
●種目はマット運動と鉄棒
・マット運動
　補助運動でも実施したが、倒立の感覚練習として、膝を抱え込んだ姿勢で両足踏切の『おだんご倒立』を実施。逆さになることに恐怖心を持っている児童も積極的に行っており、最後は自然に通常の倒立練習（補助付き）が出来ていた。また、抱え込み姿勢の倒立を練習させていると、両肩に自身の体重を乗せることの出来る児童は一人で足を伸ばしバランスのとれた倒立を行っていた。他に、前転の練習を行う。全体的に運動感覚の良い児童が多かったことに感心した。
・鉄棒運動（逆上がり）
　校庭備え付けの鉄棒を利用し実施。高学年の生徒はほぼできている子どもが多く、容易にできるようにタイミングの取り方などを指導。低学年の生徒はチューブを持参したので逆上がりの運動感覚の習得のための指導を多く実施した。